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女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープン(東京/「有明、賞金総額205万ドル、ハード)は大会初日の25日、シングルス1回戦が行われ、森田あゆみ(日本)がI・ファルコーニ(アメリカ)に7-5, 6-1のストレートで勝利、2回戦に進出した。
試合前のトスでレシーブを選択した森田は、試合開始から2度のブレークを奪うなど、3-0とスタートダッシュに成功する。第4ゲームでブレークバックを許した森田は、ゲームカウント5-4で自らのサービスゲームを迎えたが、ここで再びファルコーニにブレークバックを許してしまう。
土壇場で追いつかれた森田であったが、第11ゲームでこのセット3度目のブレークに成功すると、続く第12ゲームを4度のデュースの末にキープ、セットを先取する。
第2セットのオープニングゲームでもブレークに成功した森田は勢いに乗ると、第4ゲームから一気に4ゲームを連取して世界ランク75位のファルコーニに1時間37分で勝利、2回戦に駒を進めた。
今大会では3年ぶりの勝利となった森田は「今は嬉しい気持ちでいっぱいです。久しぶりの日本での試合で勝てたことに、自分の中では満足している部分もありますし、ほっとしています。」と、安堵の表情を見せた。
2回戦で森田は、第7シードのM・バルトリ(フランス)と対戦する。森田とバルトリはこれまでに5度の対戦を行っており、バルトリの全勝となっている。
バルトリ戦を前に森田は「バルトリはとにかく自分のテニスを貫いてくる選手。前回はサーブでもリターンでもとにかく打ってきました。今日のテニスでは駄目だと思いますし、攻撃的な姿勢を最後まで貫いて、ミスを少なくしないと勝てる相手ではないので、攻撃的な気持ちを持ちつつ、冷静に落ち着いてプレーしたい。」と抱負を述べている。
この他の試合では、主催者推薦で出場の土居美咲(日本)が登場したが、第9シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)に1-6, 1-6のストレートで敗退している。
またこの日のラストマッチでは、ノーシードのK・カネピ(エストニア)が第15シードのF・ペネッタ(イタリア)を3-6, 6-4, 6-4の逆転で破る波乱が起きている。
この他の試合の結果は以下の通り。
A・パブリュチェンコワ(ロシア) (11) ○-× A・ルス(オランダ), 6-4, 6-3
S・ペア(イスラエル) (16) ○-× Kr・プリスコバ, 4-6, 7-5, 6-1
I・C・ベグ(ルーマニア) ○-× Ka・プリスコバ, 1-6, 6-3, 6-4
A・クルベール ○-× B・ヨバノフスキ(セルビア), 6-1, 6-0
L・ロブソン(英国) ○-× A・ドゥルゲル(ルーマニア), 6-2, 6-2
B・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国) ○-× A・セバストバ(ラトビア), 7-6 (7-2), 4-1, 途中棄権
T・タナスガーン(タイ) ○-× P・ツェトコフサ(チェコ共和国), 6-4, 6-4
G・アーン(ハンガリー) ○-× S・アービッドソン(スウェーデン), 7-5, 6-3
今大会の優勝賞金は36万ドル。
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