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女子テニスツアーのベル・チャレンジ(カナダ/ケベックシティ、賞金総額22万ドル、カーペット)は土曜日に準決勝を行い、ノーシードから勝ち上がっているM・イラコビッチ(ニュージーランド)が第3シードで昨年覇者のT・パスゼック(オーストリア)を2-6, 7-5, 6-4の逆転で下し、決勝に駒を進めた。
イラコビッチはこれまでの準決勝での戦績を0勝3敗としていたが、今回ようやくその壁を破り、決勝進出を決めた。
3敗のうち、最後に準決勝進出を果たしたのは2008年のバーミンガムの大会でのことだった。それ以外では2008年のメンフィス、および地元のオークランドの大会でベスト4入りを決めていた。
一時はトップ50入りしていたイラコビッチだが、ここ2年間は臀部の故障に泣かされて成績を落としていた。しかし今年に入って徐々に調子を上げ、現在はトップ100に復帰している。
一方、今年のウィンブルドン1回戦で日本のエース森田あゆみ(日本)を下してベスト8進出を決めていたパゼックは、第1セットをわずか36分で奪っていた。イラコビッチのセカンドサーブの際には1ポイントも落とさないという猛攻ぶりだった。
しかし、準々決勝で第1シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)を倒して波に乗るイラコビッチは、第2セットに入ると粘り強さをみせ始める。そして同セットの5-5から2ゲームを連取してこのセットを奪うと、ファイナルセットも6-4で奪い、そのまま接戦に終止符を打った。試合時間は2時間27分にも及んだ。
パゼックは7月のワシントンの大会以降、腹筋を痛めており、今大会2連覇を達成することはできなかった。パゼックは昨年の今大会で予選から勝ち上がって優勝していた。またそれ以外には2006年のスロベニア・ポルトローズの大会でも優勝している。
WTAツアーでまだ優勝がない世界85位のイラコビッチは、決勝戦で第6シードのB・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)と対戦する。ザーロバ・ストリツォバは準決勝でM・クライチェック(オランダ)を6-4, 6-3で下しての勝ち上がり。
元トップ30選手で、現在では世界ランク100位圏外となっているクライチェックはウィンブルドンの後に肩や手首を痛めており、準決勝では格上のザーロバ・ストリツォバの前にいいところなく敗れた。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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