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女子テニスツアーのベル・チャレンジ(カナダ/ケベックシティ、賞金総額22万ドル、カーペット)は15日、シングルス2回戦残り4試合が行われ、第1シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)がM・シンク(ハンガリー)を6-7 (4-7), 6-4, 6-3の逆転で下すなど、ベスト8が出揃った。
第1セット、世界ランク25位のハンチュコバは6本のサービスエースを記録して4-1とリードするも、3本のダブルフォルトを犯すなど今一つリズムに乗れず、3度のブレークを同155位のシンクに奪われてしまう。しかし、リターンで攻めたハンチュコバはシンクから3度のブレークに成功しそのセットはタイブレークに持ち込んだが、結局セットダウンとなる。
第1セットは最後まで本来の調子が出せずタイブレークで失ったハンチュコバだったが、第2セットでは1度もブレークポイントをシンクに握られない完璧なプレーでそのセットを奪い返した。第2セットの流れのまま、第3セットでもハンチュコバは5-1とリードを広げる。しかし、シンクは続く第7ゲームで自身のサーブをキープすると、第8ゲームではあっさりハンチュコバからブレークに成功して粘りを見せる。
第9ゲームでは何度かゲームポイントを握ったシンクだったが、ハンチュコバに握られたマッチポイントを3度、ウィナーとサービスエースで切り抜けるものの、大切なところで痛恨のダブルフォルトを犯してしまう。ハンチュコバの4度目のマッチポイントでシンクは、フォアハンドでミスをしてしまい、ハンチュコバが2時間36分の接戦の末に勝利した。準々決勝でハンチュコバはM・イラコビッチ(ニュージーランド)と対戦する。
イラコビッチはこの日、第7シードのI・ファルコーニ(アメリカ)を6-3, 2-6, 6-2で退けた。
世界ランク85位のイラコビッチは第1セットはファーストサーブが49%しか決まらなかったものの、セカンドサーブでも61%の確率でポイントを獲得するなど、同74位のファルコニからそのセットを先取する。しかし第2セットに入るとイラコビッチは、第2サーブではわずか20%しかポイントを奪えず、そのセットをあっさりファルコニに奪い返されてしまう。
勝敗を決める第3セットでは、再び集中力を増した元世界ランク49位のイラコビッチが、第1サーブを70%決め、うち74%でポイントを獲得するなど安定したサービスゲームを展開。1度もブレークを許さなかったイラコビッチはファルコニから2度のブレークを奪うと、1時間55分で今季3度目のベスト8進出を決めた。
この日は第2シードのL・サファロバ(チェコ共和国)が敗れる波乱があった。その波乱の立役者はA・フラヴァコバ(チェコ共和国)で、サファロバを7-6 (7-1), 7-5のストレートで下した。
世界ランク27位のサファロバは第1セットでは4本のダブルフォルトを犯すなど全くリズムに乗れず、同103位で同胞のフラヴァコバに出だしからいきなり5ゲームを奪われてしまう。しかしそこから5ゲームを奪い返し反撃に転じたものの、タイブレークでは再びフラヴァコバに主導権を渡してしまった。
第2セットでも5本のダブルフォルトを犯すなど、本来の調子が出せなかったサファロバは、1時間42分のストレートで敗退し、早くも大会を去る結果となってしまった。
自身初となるWTAツアーでのベスト8入りに成功したフラヴァコバは、準決勝進出を懸けて第6シードのB・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)と準々決勝を行う。フラヴァコバは2試合連続となるチェコ対決に臨む。
ザーロバ・ストリツォバはこの日、M・ルチッチ(クロアチア)を2-6, 6-1, 6-3の逆転で倒しての勝ち上がり。
世界ランク75位のザーロバ・ストリツォバは同104位のルチッチに出だしで圧倒され、第1セットでは3度のブレークを許し奪われてしまう。しかし第2セットで立て直したザーロバ・ストリツォバは、そのセットでは1度もブレークを許さず逆にルチッチから3度のブレークに成功しフルセットへと持ち込んだ。
勢いそのままに第3セットでザーロバ・ストリツォバは、ルチッチから2度のブレークに成功し1時間41分でルチッチを下した。ザーロバ・ストリツォバはこれが今季3度目のベスト8入りで、今季2度目の準決勝進出を狙う。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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