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男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・マスターズ(カナダ/モントリオール、賞金総額243万ドル、ハード)は12日、シングルス準々決勝4試合が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードのG・モンフィス(フランス)を6-2, 6-1のストレートで一蹴、準決勝に進出した。
2007年の今大会チャンピオンであるジョコビッチは、準決勝で第13シードのJW・ツォンガ(フランス)と対戦する。3回戦でフェデラーを破っているツォンガは、第8シードのN・アルマグロ(スペイン)を6-4, 6-4で下してのベスト4進出。
ジョコビッチを除く今大会のトップ4シード、第2シードのR・ナダル(スペイン)、第3シードのR・フェデラー(スイス)、そして第4シードのA・マレー(英国)が早々に敗退する中、ここまで順調な勝ち上がりを見せているジョコビッチは、今季の通算戦績を51勝1敗としている。
オープニングゲームでいきなりブレークピンチに直面したジョコビッチであったが、このゲームをキープする。そこからはサービスキープが続き2-2となるが、ここからジョコビッチが9ゲームを連取する猛攻で一気に流れを掴むと、わずか73分でベスト4進出を決めた。
試合後にジョコビッチは「今大会で最高の試合ができました。全てが上手くいきました。2-2まで難しいゲームが続きました。最初のブレークに成功してから、9ゲームも連取できるなんて信じられません。1日ごとにプレーが良くなっているので満足しています。」と、試合についてコメントを残した。
もう一方の準決勝では、M・フィッシュ(アメリカ)とJ・ティプサレビッチ(セルビア)が対戦する事となった。第6シードのフィッシュは第14シードのS・ワウリンカ(スイス)を6-3, 6-7 (8-10), 6-0で、ノーシードのティプサレビッチは第7シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)を6-4, 6-4で下してのベスト4入りとなっている。
今季5度目の準決勝進出となるフィッシュは「球足が速いコートでプレーするのは、自分のプレースタイルにも合っています。素晴らしいプレーでなかったとしても、勝つことが出来ます。」と、コートとの相性についてコメントしている。
2年前に受けた膝の手術をきっかけに肉体改造に挑戦、それが功を奏して好成績を挙げられるようになった29歳のフィッシュは、最近の11試合のうち10試合で勝利を手にしている。
「マーディは本当に頭の良い選手です。」とティプサレビッチ。「彼は守りも攻撃もできて、サーブ&ボレーも仕掛けてくるなど、オールラウンドプレイヤーの典型的なお手本のような選手です。」
今大会でキャリア初となるマスターズ大会でのベスト4入りを達成した27歳のティプサレビッチは、来週発表される世界ランキングで初のトップ20入りとなる見込みとなっている。
ランキングについてティプサレビッチは「目標だったので、持つ意味は大きいです。今シーズンの目標はトップ20にはいることと、タイトルを獲得することでした。2番目の目標はまだ達成できていませんが、2度の準優勝と惜しいところまでは達成できています。最初の目標が達成できて嬉しいです。」と、コメントしている。
A・ロディック(アメリカ)を抜き、アメリカ勢トップとなっているフィッシュは、2週間後に迫ったUSオープンでもアメリカ勢トップシードとして出場する見込みとなっている。
そのことについてフィッシュは「しかし、ロディックは10年連続でアメリカ勢トップとして出場していましたし、自分はたった1年です。彼のことは、とても尊敬しています。さらに彼はキャリアを通してメディアやプレッシャーにさらされてきました。自分はそんなことありませんでした。だから、彼の重荷を少し肩代わりできればと思います。」と、ロディックを気遣ったコメントを残した。
今大会の優勝賞金は45万ドル。
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