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女子テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/メリーランド、賞金総額22万ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、第2シードのN・ペトロワ(ロシア)が第1シードのS・ペア(イスラエル)に7-5, 6-2のストレートで勝利、見事、優勝を飾った。ペトロワは優勝賞金3万7000ドルを獲得した。
これでペトロワは記念すべきWTAツアー10勝目をマークした。また優勝は久々のことで、2008年のケベックでの大会以来のこと。
試合後、ペトロワは「この日を辛抱強く待ち続けていました。」と満面の笑みで語った。
元世界ランク3位のペトロワは、得意とする強烈なサービスで試合を優位に運ぶと、第1セットでは5-5からブレークに成功、そのまま同セットを7-5で先取する。ペアはこのセットだけでダブルフォルトを5本も犯し、自滅した格好となった。
第2セットでも勢いを持続したペトロワは、同セットを6-2で奪って世界ランク24位のペアを撃破、久々にトロフィーの感触を味わった。
両者はこれまで5度の対戦があり、いずれもペトロワが勝っていた。今回こそは、と初勝利を狙ったペアだったが、再びペトロワの勢いに押された。
昨シーズンのペアは、優勝こそないものの7つの大会で準決勝に進んでいた。また2009年には広州とタシケントの大会で優勝したが、最近は調子を落としており、ここ最近の4大会では1回戦負けが続いていた。
また4月にはあと1勝でトップ10入り、というところまで来ていたペアであったが、その後5大会連続で初戦敗退を喫し、世界ランクは自己最高の11位から24位まで落ちてしまっていた。
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