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男子テニスツアーのSAPオープン(アメリカ/サンホセ、賞金総額53万1000ドル、ハード)は9日、残りのシングルス1回戦4試合が行なわれ、第1シードのF・ベルダスコ(スペイン)が主催者推薦で出場のR・ラム(アメリカ)に6-3, 6-2のストレートで勝利、順当に2回戦に進出した。
今大会に出場している唯一のトップ10選手であるベルダスコは、2回戦でI・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する。4年前の今大会でベスト4に進出しているカルロビッチは、地元勢のR・スウィーティング(アメリカ)を6-4, 6-4で下し、2回戦に進出している。
カルロビッチについてベルダスコは「彼は最も対戦の難しい選手の一人。彼が良いサーブを打たなければ僕が勝つでしょうが、そのことは期待できません。」と、ツアー屈指の破壊力を持つサーブを警戒した。
今大会のディフェンディング・チャンピオンでもあるベルダスコは、試合を通して8本のサービスエースを決め、ファーストサーブが決まった時には88%と高い確率でポイントを手に入れていた。
「次の試合について考えています。彼のサービスゲームでは多くのチャンスはないでしょうから、こちらも良いサーブを決める必要があります。リターンできるボールをリターンするようにします。」
この他の1回戦では、大会初日にP・サンプラス(アメリカ)とエキシビションを行った第2シードのG・モンフィス(フランス)が、主催者推薦で出場している全米学生王者のB・クラーンを6-3, 6-2で下している。
世界ランク12位のモンフィスは、2回戦でR・ケンドリック(アメリカ)との対戦に臨む。ケンドリックはI・クニツィン(ロシア)を7-5, 3-6, 6-4のフルセットで振り切り、2回戦に進出している。
この日はシングルス2回戦2試合も行なわれており、R・ベランキス(リトアニア)(リトアニア)がD・ヤング(アメリカ)を6-4, 5-7, 7-5で、M・ラオニク(カナダ)がJ・ブレーク(アメリカ)を6-2, 7-6 (4)でそれぞれ下している。
全豪オープンでは4回戦に進出しているラオニクは、元世界ランク4位のブレークに13本ものサービスエースを叩き込むと、第1セットで2度、第2セットで1度のブレークに成功していた。
「良いプレーをしています。自信にあふれています。」とラオニク。「全てがかみ合っている感じです。自分自身、自分のチーム、そしてこれまでの練習をとても信じています。」と、ラオニクは自らのパフォーマンスについてコメントを残した。
世界ランク84位のラオニクは、準々決勝でR・ベランキスと対戦する。1回戦で第8シードのB・ベッカー(ドイツ)を下しているベランキスは、D・ヤングを6-4, 5-7, 7-5で下し、キャリア通算2度目となるツアー大会ベスト8進出を決めている。
今大会の優勝賞金は9万2000ドル。
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