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女子テニスの国別対抗戦であるフェドカップのワールドグループ1回戦、ベルギーとアメリカの対戦(ベルギー/アントワープ、ハード)は、ホームのベルギーがK・クレイステルス(ベルギー)の活躍などでシングルス2連勝を飾り、初日を終えた。
オープニングマッチでは、Y・ウィックマイヤー(ベルギー)がB・マテック(アメリカ)を6-1, 7-6 (8-6)で、続く第2試合では、先の全豪オープンを制したクレイステルスがM・ウダン(アメリカ)を6-0, 6-4で一蹴した。
昨年の準優勝国であるアメリカは、V・ウィリアムズ(アメリカ)とS・ウィリアムズ(アメリカ)を怪我で欠き、ベストメンバーではなかった。
一方のベルギーも、出場する予定であった元女王のJ・エナン(ベルギー)が先月に突然の引退を発表したため、今回のメンバーには入っていない。
日曜日に行われるリバースシングルスでは、第1試合でクレイステルスがマテックと対戦、この試合でベルギーが勝負を決めることが有力視されている。
しかし世界ランク2位のクレイステルスは「いつも、たくさんの期待がかかりますが、常にそれほど簡単というわけではありません。」と、全く油断はしていない模様。
この日の第1試合、ウィックマイヤーはマテックのミスにも助けられ第1セットを先取するが、第2セットは調子を取り戻したマテックが盛り返し、タイブレークまでもつれる。
そのタイブレークでマテックは5-2とリードを奪うが、ウィックマイヤーはそこから逆転に成功した。
エナンの代役として今回の試合に召集されていたウィックマイヤーは「最初の試合で勝ててよかったですが、簡単ではありませんでした。」と、フェドカップでの試合の難しさを語っている。
一方、追い詰められたマテックはグランドスラム4勝のクレイステルスと対戦する。「終わったことを心配することはありません。コートに出て、自分のプレーをするだけです。」と、逆転への闘志を燃やしていた。
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