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男子テニスツアーのマスターズ1000シリーズであるBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、賞金総額222万7500ユーロ、ハード)は10日、シングルス2回戦11試合が行われ、第1シードのR・フェデラー(スイス)ら上位陣が順当に3回戦へ駒を進めた。
今大会のシード選手は1回戦が免除されているため、この日の2回戦が初戦となったフェデラーは地元勢のR・ガスケ(フランス)を6-4, 6-4のストレートで下し、3回戦進出を決めている。
地元バーゼルで歴代4位となるツアー通算65勝目を飾っているフェデラーは、第1セット第3ゲームでブレークを奪うと、最後はサービスエースでこのセットを先取する。
第2セットに入ると、第1ゲームでフェデラーがいきなりブレークに成功すると、そのままガスケに反撃のチャンスを与えず、68分で試合を終えた。フェデラーは試合を通して52%の確率でしかファーストサーブを決められなかったが、わずか10ポイントしかサービスゲームで失わなかった。
第8シードのA・ロディック(アメリカ)はJ・ニエミネン(フィンランド)を6-1, 6-4で破り、3回戦に進出するとともに、ツアー最終戦の出場権獲得に大きく前進した。この試合でロディックは、1本もブレークピンチに直面することなく、逆にニエミネンのサービスゲームを3度ブレークした。
ランキング上位8人しか出場できないツアー最終戦には、世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)をはじめ、フェデラー、N・ジョコビッチ(セルビア)、A・マレー(英国)、そしてR・ソデルリング(スウェーデン)とすでに5人が出場権を確保しており、今大会の結果により残りの3枠の行方が決まる。
「この点については、毎試合がとても重要になってくる。僕が勝つごとに、僕の後ろにいる選手にプレッシャーをかけられる。今週は調子が良いから、問題はないね。」と語った世界ランク8位のロディックは、F・ベルダスコ(スペイン)が今大会の決勝に進出するか、J・メルツァー(オーストリア)が今大会で優勝しない限り、最終戦へ切符を手にすることが出来る。
その世界ランク11位のメルツァーは、S・ヒラルド(コロンビア)を6-3, 7-6 (10-8)のストレートで下し、3回戦進出を決めている。
またロディックは、球足の速い今大会のコートサーフェスに関して「すごく単調なものになると思うよ。芝のコートは遅くなるし、インドアのコートも遅くなった。だから、これで公平になると思う。ボールを返球する時間が短くなるし、ボレーを打ち込めばポイントになる。」と歓迎している。
第2シードのジョコビッチはJ・モナコ(アルゼンチン)と対戦、序盤でブレークを許したものの6-4, 6-3のストレートで勝利している。試合を通して8本ものブレークピンチがあったジョコビッチであったが、そのうちの7本を切り抜けると、モナコのサービスゲームでは3度のブレークに成功し、1時間23分で3回戦に進出した。
第3シードのマレーはこの日、D・ナルバンディアン(アルゼンチン)に2-6, 6-4, 6-3の逆転で勝利したものの、ファイナルセットで手首の治療を受けるアクシデントに見舞われた。
試合後の会見でマレーは「今は大丈夫です。過去に手首の怪我をしたことがあるし、試合中に鋭い痛みを感じました。明日の試合まで様子を見る必要があるでしょう。」と、状態についてコメントを残した。
この他の試合の結果は以下の通り。
R・ソデルリング (4) ○-× G・シモン(フランス), 6-4, 6-0
D・フェレール(スペイン) (7) ○-× F・フォニュイーニ(イタリア), 3-6, 6-4, 7-6 (7-4)
N・ダビデンコ(ロシア) (10) ○-× T・ベルッチ(ブラジル), 6-3, 6-0
M・チリッチ(クロアチア) (13) ○-× S・スタコフスキ(ウクライナ), 6-4, 4-6, 6-3
S・ワウリンカ(スイス) ○-× I・リュビチッチ(クロアチア) (15), 6-4, 6-4
M・ロドラ(フランス) ○-× J・アイズナー(アメリカ) (16), 6-3, 6-4
今大会の優勝賞金は45万ユーロ。
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