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女子テニスツアーのWSファイナンシャル・グループ・女子オープン(アメリカ/シンシナティ、賞金総額200万ドル、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、昨年の全米覇者で第4シードのK・クレイステルス(ベルギー)が第11シードのF・ペネッタ(イタリア)を7-6 (8-6), 6-4のストレートで下し、準決勝進出を決めた。試合時間は1時間48分だった。
クレイステルスは現在勝ち残っている選手の中で最高位のシードにつけている。トップ8シードの選手のうち5人は木曜日に敗退、また世界ランク1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)と同4位のV・ウィリアムズ(アメリカ)は怪我のため、大会前に欠場を決めていた。
昨年の今大会にも出場していたクレイステルスは、準々決勝まで進み、2年のブランクから復帰への感触を得ていた。その数週間後、クレイステルスは全米オープンで見事に復活の優勝を飾った。
今年のクレイステルスはウィンブルドン後に休養を取っており、今大会が休暇明けの第一戦。久しぶりの大会にもかかわらず、クレイステルスは好調なようだ。
クレイステルスは「調子がいい時もあればそうでない時もある。でも試合を経るにつれて調子が上がってきている。理想的な状態ね。」と話している。
準々決勝の第1セットは拮抗した展開となり、タイブレークへ突入する。タイブレークも6-6までもつれるが、そこからクレイステルスがサーブをねじ込み7-6とすると、最後はペネッタがフォアハンドをミスし、クレイステルスが第1セットを先取する。
第2セットに入ると、2-2からブレークに成功したペネッタが3-2とリードする。しかし第6ゲームでクレイステルスがすぐにブレークバックして3-3に戻す。その後にもブレークに成功したクレイステルスが第2セットも奪うと、そのまま試合に終止符を打った。
クレイステルスは準決勝で同じく元世界女王のA・イバノビッチ(セルビア)と対戦する。イバノビッチは準々決勝でA・アマンムラドワ(ウズベキスタン)を6-1, 6-3の56分で下しての勝ち上がり。
予選勝者のアマンムラドワは木曜日に第1シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)をストレートで下し、大金星をあげていた。世界ランキング114位のアマンムラドワはトップ10選手に勝ったことがなく、うれしい大勝利だった。190cmの長身から繰り出すサービスを武器とするアマンムラドワは、1回戦でクルム伊達公子(日本)を一蹴しており、また杉山愛(日本)とは昨年のAEGON国際女子オープンでダブルスを組み、優勝したこともある。
試合後、26歳のアマンムラドワは「1週間の疲労がピークに来ていた。サービスの調子が落ちてしまった。それでは大会後半の試合には勝てない。」と肩を落とした。
一方、ドローの他の山では、19歳のA・パブリュチェンコワ(ロシア)が第12シードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)を7-5, 3-6, 6-1で退け、ベスト4入りを決めた。
パブリュチェンコワは第1セット、ゲームカウント1-5としてしまい、第2セットではどんなプレーをしようか考えていた。それがパブリュチェンコワに思い切ったプレーを可能にし、6ゲーム連取の猛攻をみせると、そのまま第1セットを逆転の7-5で先取する。
またこの日は暑さがひどく、ウィックマイヤーはその暑さにやられてしまった。ウィックマイヤーは第2セットを何とか奪い返したものの、ファイナルセットは1-6で力尽き、シード選手の貫録をみせつけることはできなかった。
試合後、パブリュチェンコワは「(暑さで)タフな状況だった。」と話した。また現在9連勝していることについて「明日のことは分らないわ。」と述べている。
ウィックマイヤーは「第1セットではいいスタートを切れた。でもその後、疲れてしまった。彼女(パブリュチェンコワ)は息を吹き返したようで、猛攻をみせてきた。」と試合を振り返った。
パブリュチェンコワは準決勝で第10シードのM・シャラポワ(ロシア)と対戦する。シャラポワは準々決勝で第16シードのM・バルトリ(フランス)を6-1, 6-4で退けての勝ち上がり。
バルトリは木曜日に世界3位で第2シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)を下して勝ち上がっていたが、好調のシャラポワの前にはストレート負けを喫した。
今大会の優勝賞金は35万ドル。
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