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【ウィンブルドン共同】23日にロンドン郊外で行われたテニスのウィンブルドン選手権で、10時間を戦っても決着がつかない、テニス史上最長の試合が記録された。
22日に日没で中断した男子シングルス1回戦のジョン・イスナー(米国)とニコラ・マユ(フランス)との試合は第5セットから再開された。2人は7時間6分を戦ったもののスコアは59-59で決着がつかず、午後9時すぎに2日連続の日没中断が決まった。
試合時間は2日間合計で10時間を数え、大会記録の5時間28分はもちろん、2004年の全仏オープンで記録された1試合の最長時間の6時間33分を大幅に更新した。客席からは疲れ切った様子の2人に盛大な拍手が贈られた。
ウィンブルドン選手権では第4セットまでは6-6と並んだ場合に第13ゲームで決着をつけるタイブレークが適用されるが、最終の第5セットだけは2ゲーム差をつけないと勝利にならない。
電光のスコアボードも「47」までしか表示されず、マユは「何時間戦ったのか分からない」。イスナーは「スコア表を見てみたいね」と声を絞り出し、精根尽き果てた様子でコートを後にした。
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