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女子テニスツアーのソニー・エリクソン・オープン女子(アメリカ/マイアミ、賞金総額450万ドル、ハード)では3回戦が行われ、今大会で過去3度優勝している第3シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)がR・ビンチ(イタリア)を6-1, 6-4のストレートで下し、4回戦進出を決めた。
ヴィーナスは第1セットを6-1で奪うと、第2セットはやや苦戦したものの6-4で奪い、しっかりと勝利を収めた。
ヴィーナスはベスト32に残った唯一のアメリカ人選手となっているが、これについて本人は「まったく変なこと。テニスが始まって以来、私たち(アメリカ人)はテニスですばらしい伝統を築いてきたから。」と話した。
また世界ランク40位以内にいるアメリカ人選手はヴィーナス(5位)と妹(1位)のセリーナしかおらず、それについては「(追い越さなければならないのは)セリーナと私だからハードルは高いけど、願わくば大きな武器を持った選手が登場し、活躍してもらいたいところね。」と語った。
セリーナは今季、年初の全豪オープンで優勝したが、長引く膝の故障で今大会には出場していない。現在は著名なトレーナーであるマッキー・シルストーン氏のもとでフィットネス・トレーニングに励んでいる。
ヴィーナスは現在、12連勝中。そのうち3試合は第1セットを落とした後の勝利であるが、それでも波に乗っている。
ヴィーナスは「調子は下がったり、上がったりしている。でも毎試合、連勝していることが自信につながっている。」と自信をのぞかせた。
その他の試合結果は以下の通り。
S・クズネツォワ(ロシア) (1) ○-× A・サバイ(ハンガリー) (27), 6-2, 6-3
A・ラドワンスカ(ポーランド) (6) ○-× A・イバノビッチ(セルビア) (25), 7-5, 7-5
Y・ウィックマイヤー(ベルギー) (12) ○-× P・マーティク(クロアチア), 6-3, 6-3
M・バルトリ(フランス) (13) ○-× G・ドゥルコ(アルゼンチン), 7-6(7-2), 6-4
Y・シュウェドワ(カザフスタン) ○-× A・ペトコビッチ(ドイツ), 6-0, 5-7, 7-5
T・バシンスキー(スイス) ○-× P・エルコグ(スロベニア), 6-2, 6-2
第1シードのクズネツォワは順当に4回戦へ。元世界女王のイバノビッチはラドワンスカに敗れ、依然として不調のまま大会を後にしている。
今大会の優勝賞金は70万ドル。
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