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男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン・テニス(東京/有明、賞金総額122万6500ドル、ハード)は大会4日目の8日、シングルス2回戦6試合が行なわれ、第8シードのL・ヒューイット(オーストラリア)、第2シードのJW・ツォンガ(フランス)らがそれぞれ勝利を収めるなどし、ベスト8が出揃った。
この日のセンターコート第2試合に登場したヒューイットは、今年限りでの引退を表明しているF・サントロ(フランス)に3-6, 6-3, 6-1の逆転勝利を収めている。2001年の今大会覇者であるヒューイットは、第1セットではベテランのサントロに翻弄され失ったものの、第2セット以降は落ち着きを取り戻し3度のブレークに成功、1時間51分でベスト8への切符を手に入れた。
試合後の会見でヒューイットは「第1セットで彼は良いサーブを決めてきて、チャンスがなかった。第2セットでは僕のサーブが良くなってきて、ブレークも出来た。試合が進むにつれ調子が良くなって行ったよ。」と、試合を振り返っていた。
世界ランク26位のヒューイットは、予選から勝ち上がってきたE・ロジェ=ヴァセラン(フランス)と準々決勝で対戦する。1回戦で今大会第1シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を破る活躍をみせていたロジェ=ヴァセランは、J・メルツァー(オーストリア)に4-6, 6-2, 6-3とフルセットの逆転勝利を収め、ベスト8進出を果たしている。
第2シードのツォンガは同胞のR・ガスケ(フランス)を4-6, 6-2, 6-2で破り、準々決勝進出を果たしている。台風が関東に接近していたため強風の中で行われたこの試合、第3セット5-2とツォンガがリードを奪うと、最後はガスケのフォアハンドリターンがベースラインを割りゲームセットとなった。
試合後の会見でツォンガは「今日みたいに風の強い日は、良いプレーをするのが難しいね。だけど、勝てて満足しているよ。良い友達と対戦するのは簡単なことじゃないけど、仕方がないね。」と、親友でもあるガスケとの対戦について述べている。
世界ランク7位のツォンガは、予選勝者のE・ガルビス(ラトビア)とベスト4の座を懸けて対戦することとなった。世界ランク98位のガルビスは、J・モナコ(アルゼンチン)に対し6-3, 4-1とリードを奪ったところでモナコが棄権を申し入れたため、その時点でベスト8進出を決めた。
この他の試合では、ディフェンディング・チャンピオンで第5シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)がA・ベック(ドイツ)を6-4, 6-1で破り、3年連続となるベスト8進出を決めているほか、ノーシードのM・ヨージニ(ロシア)が第3シードのG・シモン(フランス)を7-6 (7-5), 6-7 (5-7), 6-4のフルセットで振り切り、8強入りを果たした。
今大会の優勝賞金は30万ドル。
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