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テニスのグランドスラム大会であるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会12日目の4日、女子ダブルス決勝が行われ、第4シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)/V・ウィリアムズ(アメリカ)組が、第3シードのS・ストザー(オーストラリア)/R・スタブズ(オーストラリア)組を7-6 (7-4), 6-4で下し、大会2連覇を達成した。
この試合の前に行われた女子シングルスの決勝で、パートナーである姉ヴィーナスを下し優勝していたセリーナは「自分の姉をタイトル獲得するのは何者にも変えられないわね。本当に良い気持ちだわ。」と喜びを語った。
昨年の今大会では、ヴィーナスがシングルス決勝でセリーナを破り、その後のダブルスでタイトルを獲得していた。
試合後の会見でヴィーナスは「2つ中1つだったら悪くないわね。シングルスは本当に勝ちたかった。だけど、これは違うイベント。もし私がシングルスで勝ってダブルスで負けていたら、それは同じことではないわ。」とコメントした。
この日の試合で最初にリードしたのはストザー/スタブズ組で、セリーナのサービスゲームをブレークし2-1とリードする。しかし第8ゲームでウィリアムズ組がブレークバックに成功すると、第1セットはタイブレークに突入する。
タイブレークでは、第2ポイントでウィリアムズ姉妹がミニブレークに成功しリードを奪う。このポイントについてスタブズは「ボールがテープをかすめたせいで少し高くなってしまい、フレームに当たってしまい返せなかったの。あれは本当に運がなかったわ。」と試合を振り返っていた。
第1セットを先取したウィリアムズ姉妹は、第2セット第7ゲームでスタブズのサービスゲームのブレークに成功、ゲームカウント4-3とリードすると、残るサービスゲームをしっかりとキープし、1時間34分で今大会通算4度目、グランドスラム通算では9度目となるタイトルを獲得した。
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