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現在世界ランク6位のV・ズヴォナレーワ(ロシア)が、足首の怪我を理由に大会開始前日の土曜日に、急きょ欠場を表明した。先月にアメリカのサウス・カロライナ州チャールストンでのファミリー・サークル・カップで痛めた怪我の回復が不十分での欠場となる。
今季2つ目のグランドスラムである同大会には、第6シードで出場予定だった彼女は、1回戦ではO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)との対戦が決まっていた。ズヴォナレーワに代わって、ラッキールーザーでK・オブライエン(英国)が本戦進出を決めた。
ファミリー・サークル・カップ翌週に行われた女子国別対抗戦フェドカップの準決勝には予定通りロシアを代表してイタリア戦のためにイタリアに訪れたが、試合に出場することができず、代わってシングルスに出場したA・チャクエタゼ(ロシア)とA・パブリュチェンコワ(ロシア)がいずれも敗れるなど、1勝4敗で敗退し大会3連覇の夢が断たれていた。
昨シーズンは2大会でタイトルを獲得するなどキャリア・ベストの1年を送ったズヴォナレーワは、ツアー最終戦を含む6大会で準優勝を飾り、北京五輪では銅メダルに輝くなど、年末ランキングを7位と自身初のトップ10で終わらせた。グランドスラムでは全仏オープンの4回戦が最高成績だったが、年初の全豪オープンでは昨年の勢いそのままに、初のベスト4入りを果たし、今年2月に自己最高位の世界ランク5位を記録していた。
先週ズヴォナレーワは、女子ツアーを統括するWTAとパートナーシップを結んでいるユネスコ(国連教育科学文化機関)において、“男女平等を訴えるプロモーター”に任命されていた。これまでは、V・ウィリアムズ(アメリカ)、T・ゴロバン(フランス)、鄭潔(中国)も任命されている。またWTAツアーの創設者でもあるB・J・キング夫人は昨年の11月に“男女平等を訴える世界的指導者”に任命されていた。
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