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世界ランク2位で今季トップの座への返り咲きに燃えるR・フェデラー(スイス)は、当初発表した予定を変更して、クレーシーズンの初戦としてモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、賞金総額275万ユーロ、クレー)へ主催者推薦を受けて出場することを決めた。
クレーシーズンの初戦として4月27日から開幕するローマでのマスターズ1000シリーズに出場することを予定していたフェデラーだったが、大会側からの主催者推薦での出場要請を受けることを承認したことを自身の公式ホームページで明らかにした。
「今週末に(モンテカルロへ)向かうつもりさ。クレーシーズンをそこでスタートさせる。」とのコメントを出しているフェデラーの全仏オープンまでのスケジュールは、来週のモンテカルロ、ローマ、5月11日からのマドリッド・マスターズの3大会となる。5月24日から始まる全仏オープンは、これまで13回のグランドスラム優勝を誇るフェデラーが、唯一獲得していないタイトル。
このフェデラーの出場により今年の大会は、トップ10選手中9選手が出場するレベルの高いものとなる。世界ランク6位のA・ロディック(アメリカ)だけが欠場を表明している。
今年で9回目の出場のフェデラーは、同大会での成績は34勝9敗と好成績を残しているが、2006年から3年連続でR・ナダル(スペイン)に敗れての準優勝に終わっており、今年はその雪辱を果たして今シーズン初タイトルを手に入れるかどうかに注目が集まる。
そのナダルは、2005年にG・コリア(アルゼンチン)を下して同大会で初優勝を飾ると、昨年はフェデラーを7-5, 7-5のストレートで下し4連覇を達成した。T・ロブレド(スペイン)と組んだダブルスでも優勝を果たしたナダルは、1990年以来のATPマスターズ・シリーズの歴史の中で、2人目となるシングルスとダブルスの2冠達成者となった。
それまで唯一2冠を果たしていたのは、1991年のインディアンウェルズでのJ・クーリア(アメリカ)だった。その時クーリアは、J・サンチェスとのペアでダブルスでもタイトルを獲得した。
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