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かつて2度のグランドスラム準優勝を上げたオーストラリアの名選手、M・フィリプーシス(オーストラリア)が来年の全豪オープンで再びコートに立つ。現在32歳の彼は、引退した選手が登場する“レジェンド・ダブルス”のイベントに出場することが決まった。
1999年にランキング最高8位にまで上り詰めたフィリプーシスだが、長引く膝の怪我と度重なる手術で思うようにツアーを回れず、復帰してはまた怪我で戦線離脱を繰り返す日々が続いていた。
最後に試合に出場したのは、2007年1月のホップマン・カップだったが、膝の怪我が再発。その試合以来初の試合となるこのダブルス・イベントでは、子供の頃からの憧れの選手だったH・ルコント(フランス)とペアーを組む。
「子供の頃から彼のプレーを見るのが好きで、自分もいつかプロになりたいって思っていたんだ。彼は僕のヒーローの一人で、そんな彼と一緒にダブルスをプレーする日が待ち遠しい。おまけに対戦相手はT・ムスター(オーストリア)やG・フォルジと名選手ばかりなんだ。」と、フィリプーシスは興奮気味に語っていた。
ダブルスで一時代を気づいたT・ウッドブリッジ(オーストラリア)が2009年のトーナメント・ディレクターを務める。「彼の出場は多くの注目を集めるし、この試合が怪我からの復帰への手助けになってくれると幸いさ。彼は優秀な選手だし、彼のプレーを見るのはとても楽しみだね。」と、喜びを表していた。
全豪オープン本戦の第2週目に予定されているこの“レジェンド・ダブルス”には、80年代に6回のグランドスラム・ダブルス優勝を果たしたスーパー・マックスと呼ばれたP・マクナマラ(オーストラリア)とP・マクナミー(オーストラリア)や、ウッディーズとして一世を風靡したウッドブリッジとM・ウッドフォード(オーストラリア)もコンビを復活させる。
加えて、オーストラリア・デブスカップの監督を務めるJ・フィッツジェラルド(オーストラリア)や、昨年のウィンブルドンを最後に引退した現在37歳のW・アーサーズ(オーストラリア)も出場が決まっている。
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