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(オーストラリア、シドニー)
オーストラリアのテニス全盛時代の立役者、K・ローズウォール(オーストラリア)。その名前が、2000年のシドニー五輪のテニス会場の名称として刻まれることが決まった。
ニューサウスウェールズ州のテニス協会が発表したところによると、シドニー・オリンピック公園内にある1万の観客席を擁するセンターコート・スタジアムがこの度、「ケン・ローズウォール・アリーナ」と名付けられた。
同テニス協会会長のステファン・ヒーリー氏は「ケン・ローズウォールはオーストラリアのスポーツ選手の中でも伝説の人の1人であり、またテニスの歴史の中でも偉大な選手の1人であることは間違いない。」と話した。
ローズウォールと同様、オーストラリアの偉大なテニス選手の1人であるR・レーバー(オーストラリア)は「彼(ローズウォール)の名はスタジアムの名称として最もふさわしい。」と語った。レーバーの名は、現在、毎年1月に全豪オープンが開催されるメルボルン・アリーナの名称として刻まれている。
ローズウォールはウィンブルドンで4度決勝に進み、1度目(54年)と4度目(74年)の間には20年もある、とても息の長かった選手。地元全豪オープンでは4度優勝し、全仏では2度、全米でも2度優勝している。
先月、74歳になったローズウォールは「あのように素晴らしいテニス施設の名称として刻まれるとは、大変名誉なことだ。多少、恥ずかしいがね。」と感想を述べている。
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