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女子テニスツアーのDFSクラシック(イギリス/バーミンガム、賞金総額20万ドル、芝)は金曜日に準々決勝を行い、第3シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)が登場、ノーシードから勝ち上がった伏兵B・マテック(アメリカ)と対戦したが、マテックに3-6, 0-6で敗れる番狂わせが起きた。
バイディソバは最近調子を落としており、今大会の直前まで6連敗を喫していた。今大会では1回戦のバイ(不戦勝)の後で2試合を勝ち、ベスト8入りしての今回のマテック戦だった。
現在世界ランク81位で、初のツアータイトルまであと2勝と迫ったマテックは、ランキング上位のバイディソバに臆することなく、53分で撃破した。マテックはすべてのサービスゲームをキープした。
一方、主催者推薦で出場した地元期待のM・サウス(英国)はY・ウィックマイヤー(ベルギー)に、4-6, 3-6で敗れ、ベスト4入りを逃した。サウスは1984年のA・ホッブス、1992年のJ・ドゥーリー(英国)以来の、イギリス勢としての準決勝進出を狙っていただけに、会場の観客は残念な様子だった。
試合後、ウィックマイヤーは「観客に私の味方はほとんどいなかった。第1セットでは対戦相手(サウス)が大切なポイントでミスをしてくれたからラッキーだった。でも第2セットでは私の調子が上がり、いいショットを打てた。がんばったと思う。」と話した。
ウィックマイヤーは準決勝でマテックと対戦する。
ドローのもう一方の山では、第12シードのK・ボンダレンコ(ウクライナ)がノーシードのP・ツェトコフサ(チェコ共和国)に7-6(7-3), 6-2で勝ち、ベスト4入りを決めた。ツェトコフサは2回戦で第1シードのM・バルトリ(フランス)から大金星を挙げていた。
またM・イラコビッチ(ニュージーランド)は第5シードのA・ボンダレンコ(ウクライナ)と対戦、6-4, 7-5で振り切り、同じく準決勝進出を決めた。
20歳のイラコビッチは2回戦で第6シードのS・ミルザ(インド)を下しており、波に乗っている。一方、A・ボンダレンコは、妹のK・ボンダレンコとともにベスト4入りする機会を惜しくも逃した。
今大会の優勝賞金は3万1千ドル。
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