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（中国、広州）

広州国際女子オープン（賞金総額１７万５千ドル、ティア３）は２７日、シングルス２回戦を行い、トップシードのＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）がＪ・コスタニッチ（クロアチア）を6-2, 6-2で一蹴して、ベスト８が出揃った。

メディーナ=ガリゲスは昨年大会の決勝ではＡ・チャクエタゼ（ロシア）に敗れたが、準優勝を上げる相性の良い大会だけあって、今年も順調に勝ち上がっている。今年はチャクエタゼがルクセンブルグの大会に出場しているため、メディーナ=ガリゲスには５月のストラスブール大会（ティア３）以来となる自身８度目のタイトル獲得も可能性十分となっている。準々決勝ではＣ・パン（フランス）を3-6, 6-3, 6-4の逆転で下したＡ・ロディオノワ（ロシア）と対戦する。

第２シードのＶ・ラッツァーノ（フランス）もスン・ティエンティエン（中国）に6-0, 6-0で完勝した。ＵＳオープン前哨戦のフォレスト・ヒルズ（ティア４）で準優勝したのが最高で、未だ優勝経験のないラッツァーノは、ベスト４入りをかけてＶ・ルアノ=パスクアル（スペイン）と戦う。ルアノ=パスクアルは第６シードのＯ・ゴヴォルツォバ（ベラルーシ）を6-2, 6-1で下しての勝ち上がり。

同大会では過去２度のベスト８進出を果たしていた第３シードのＳ・ポン（中国）だが、Ｔ・オブジラー（イスラエル）に6-4, 4-6, 6-7(5-7)で敗れ、８強入りを逃した。第４シードのＤ・チブルコワ（スロバキア）はＳ・ソンを6-1, 6-2と寄せ付けず準々決勝へ駒を進めた。その他、この日の勝者はＡ・モリック（オーストラリア）とＩ・オラル（ルーマニア）となっている。

今大会の優勝賞金は２万５千８５５ドル。