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(オーストリア、バード・ガシュタイン)
ガシュタイン・オープン(賞金総額17万5千ドル、ティア3、クレー)は金曜日に準々決勝を行い、第1シードのF・スキアボーネ(イタリア)が第6シードの10代A・サバイ(ハンガリー)を7-6 (7-5), 2-6, 6-4で振り切り、見事ベスト4進出を決めた。
木曜日のV・ルアノ=パスクアル(スペイン)戦で6-4, 2-6, 6-1というフルセットの戦いを強いられていたスキアボーネは、2日連続の激戦を制し、サバイ戦に初勝利した。両者は過去2度対戦(いずれもクレー)しており、今年のバルセロナの大会では6-1, 6-1でサバイが圧勝、2005年のモデナの大会でもサバイが勝っていた。
スキアボーネは準決勝で、第4シードのK・カネピ(エストニア)と対戦する。スキアボーネとカネピはこれまで2度対戦があり、最近の大会ではカネピが勝っている。両者は2006年のハッセルトの大会の準々決勝で顔を合わせており、そのときはカネピが6-2, 7-5でストレート勝ちを収めている。
カネピは準々決勝で7本のサービスエースを記録、R・ボラチョーバ(チェコ共和国)を6-4, 3-6, 6-0で下しての準決勝進出。カネピは木曜日にK・ザコパロバ(チェコ共和国)を6-3, 6-4で下しており、2日連続のチェコ共和国選手からの勝利となった。
もう一方の準決勝の対戦カードを決める戦いでは、K・ナップ(イタリア)が予選勝ち上がりのMJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)と対戦、4-6, 7-6(7-2), 6-1で逆転勝ちを収め、こちらもベスト4進出を決めた。ナップは木曜日に予選勝者のL・ポウス・ティオ(スペイン)を7-6(7-4), 6-1で下しており、2日連続で予選勝者から勝利を挙げた。
世界ランク211位のマルチネス=サンチェスは木曜日のA・グローネフェルド(ドイツ)との激戦を6-4, 1-6, 7-6(8-6)でくぐり抜けてのベスト8進出だっただけに、惜しい敗戦となった。
準決勝でナップは、第8シードのL・ドミンゲス=リノ(スペイン)を6-1, 6-4の64分で下したY・モイスバーガー(オーストリア)と顔を合わせる。モイスバーガーは今大会、初戦で第2シードのE・ロワ(フランス)を6-1, 6-3のスコアで一蹴するなど、好調を持続している。
今大会の優勝賞金は2万5,840ドル。
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