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(アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス)
カントリーワイド・クラシック(賞金総額52万5千ドル、ハードコート)は22日、シングルス決勝を行い、ノーシードのR・シュティエパネック(チェコ共和国)が第2シードのJ・ブレーク(アメリカ)に7-6 (9-7), 5-7, 6-2で競り勝って、今季初、通算2度目の優勝を遂げた。
「28歳になって2勝目を獲得できたのは、素晴らしい気分だ。いけると思っていた。とても大変だったけどね。初めて優勝したときより感慨深いよ。」と語るシュティエパネックは、続けて「今季序盤は辛い時期があって、もがき苦しんでいた。ハードなトレーニングを積んで来たのが報われたよ。優勝できたことで、次のUSオープンシリーズの大会に向けて自信が付いたよ。」とコメントした。
昨年7月に自己最高の8位まで世界ランクを上昇させたシュティエパネックだが、背中を痛めて後半の3分の1を欠場し、現在は101位までランキングを下げている。今年も参加した14大会全てで準々決勝進出を逃していたが、先週のグシュタードの大会でベスト4進出に進出し波に乗った。
シュティエパネックは今大会、1回戦で対戦相手が途中棄権し、2回戦では第6シードのM・フィッシュ(アメリカ)を撃破。準決勝ではN・キーファー(ドイツ)が膝の負傷で棄権するという幸運もあり、1セットも失わずに勝ち上がってきた。
決勝では、タイブレークで3本のセットポイントをしのいで第1セットを先取した。1セットオールで迎えたファイナルセット、シュティエパネックが第4ゲームでブレークのサービスを破って3-1とリード。そして第8ゲームでもシュティエパネックがサーブの安定しないブレークを攻め、再びサービスブレークを決めて試合をものにした。
一方、ブレークは今季2勝目、キャリア通算10勝目を逃すこととなった。「第3セットでは彼のファーストサーブに手も足も出なかった。素晴らしいサーブだったよ。自分自身のプレーにも満足しているよ。」とブレークはコメントした。
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