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(イギリス、ウィンブルドン)
ウィンブルドンは大会11日目の6日、女子シングルス準決勝を行い、第18シードのM・バルトリ(フランス)が昨年優勝の第1シード、J・エナン(ベルギー)を1-6, 7-5, 6-1で下し、初のグランドスラム決勝進出を決めた。エナンは2年連続の決勝進出を逃した。
昨年AIGジャパン・オープンを含むツアー3勝を挙げたバルトリは、今大会では優勝候補の第3シードJ・ヤンコビッチ(セルビア)を下すなど快進撃を見せており、この準決勝でもリーチで劣る左右両手打ちを豊富な運動量でカバーし、女王エナンを相手に自慢の強打を広角に打ち込んだ。
生涯グランドスラム達成を目指すエナンは、第1セットこそ一方的に奪い取ったが、第2セットはバルトリに先にサービスブレークを許してしまう。第2セット以降、エナンはバルトリの両手打ちハードヒットに押され始め、ミスを量産。一時4-3と挽回するが、第9・第12ゲームで再びブレイクを喫し、バルトリがセットオールに持ち込んだ。
ファイナルセットは、第1ゲームでブレークポイントを凌いだバルトリが波に乗り、続く5ゲームを一気に連取し、決勝進出に王手をかけた。第6ゲームでは、エナンが女王の意地を見せて1ゲームを返すものの、最後はバルトリがラブゲームでサービスをキープして、今大会最大の波乱を演出した。
バルトリは試合後、「決していいスタートではなかったけど、厳しい試合に勝てた。風が強かったからボールにだけに集中してプレーするようにした。」とコメントした。
バルトリは決勝で、4度目の優勝を狙う第23シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)と初対戦する。元女王のヴィーナスは、準決勝で第6シードのA・イバノビッチ(セルビア)を6-3, 6-4で下して、自身6度目の全英決勝進出を決めている。
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