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（イギリス、ウィンブルドン）

ウィンブルドンは大会１０日目の５日、男子シングルスの部で準々決勝２試合と４回戦４試合を行う。

準々決勝には、５連覇を狙う第１シードのＲ・フェデラー（スイス）が登場、第２０シードのＪ・Ｃ・フェレーロ（スペイン）と対戦する。フェデラーは、４回戦の対戦相手であるＴ・ハース（ドイツ）が腹筋を痛め棄権したため、先週の金曜日以来の試合となる。一方のフェレーロは４回戦でＪ・ティプサレビッチ（セルビア）を下して、初のベスト８入りとなっている。両者の対戦成績は、フェデラーの８勝３敗で、現在フェデラーが６連勝中となっている。

もう一つの準々決勝では、第３シードのＡ・ロディック（アメリカ）が第１２シードのＲ・ガスケ（フランス）と対戦する。３度目の決勝進出を狙うロディックは、４回戦のＰ・Ｈ・マチュー（フランス）戦に続き、フランス勢との対決となる。ガスケは４回戦で同胞のＪＷ・ツォンガ（フランス）とのフランス若手対決を制し、初の準々決勝となっている。両者の対戦成績はロディックの２勝０敗。

４回戦では、第２シードのＲ・ナダル（スペイン）が第１４シードのＭ・ヨージニ（ロシア）と対戦する。両者の対戦成績はナダルの４勝３敗で、芝コートでは初対戦。水曜日に５日がかりの試合を制したばかりのナダルのスタミナが心配される。

その他の４回戦では、快進撃を続けている第４シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）が元覇者のＬ・ヒューイット（オーストラリア）と、昨年のＵＳオープン４回戦以来、２度目の顔合わせ。また、昨年ベスト４の第１０シードＭ・バグダティス（キプロス）が第６シードのＮ・ダビデンコ（ロシア）と、こちらも昨年ベスト４のＪ・ビョークマン（スウェーデン）が第７シードのＴ・ベルディフ（チェコ共和国）とそれぞれ対戦する。