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(イギリス、ウィンブルドン)
ウィンブルドンは大会7日目の2日、男女シングルス3・4回戦を行い、元覇者で第23シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)が、6-2, 3-6, 7-5で森上亜希子(日本)を下して、4回戦進出を決めた。森上は後一歩で初のベスト16進出を逃した。
大会6日目に雨天中断していた試合を再開させた森上は、4-1とリードしたところから流れを失わずに第2セットを勝ち取って、セットオールに持ち込んだ。第3セットでは序盤、一進一退の攻防となるが、先に抜け出したのは森上だった。第8ゲームでビーナスのサービスを破って5-3とし、サービング・フォー・マッチを迎えるが、元女王も黙ってはいない。ここから4ゲームを連取して、波乱が起きるといわれる第2コートの激戦を制した。
その他の3回戦では、第5シードのS・クズネツォワ(ロシア)、第6シードのA・イバノビッチ(セルビア)、第11シードのN・ペトロワ(ロシア)、第14シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)が4回戦に駒を進めた。しかし、第12シードのE・デメンティエワ(ロシア)は16歳の新鋭T・パスゼック(オーストリア)にフルセットで敗れた。
女子シングルス4回戦では、第1シードのJ・エナン(ベルギー)がP・シュニーダー(スイス)に6-2, 6-2で快勝している。
ロンドンは雨が振ったり止んだりの状態が続いており、現地14時時点では雨のために中断となっている。
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