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(イギリス、ウィンブルドン)
連日熱戦が続くウィンブルドンは5日目の金曜日、1997年チャンピオンの第9シードM・ヒンギス(スイス)が3回戦を行い、ノーシードから勝ち上がったL・グランビル(アメリカ)に4-6, 2-6のストレートで敗れる波乱があった。
ヒンギスは16本のエラーを犯し、ダブルフォルトも3本を重ね、昨年に続き3回戦で会場を去った。
「サービスブレークのチャンスが少なかった。第1セットのミスの全てがほんのわずかのアウトだったので、第2セットでは自信を失ってしまった。」と、試合中も集中力を欠いたヒンギスは肩を落した。
一方のグランビルはウィナーは14本にとどまったが、効率のよいプレーでミスは11本と少なく、試合時間は64分で大勝利をものにした。
「ヒンギスは100%の調子ではなかったと思うわ。でも特に第1セットのようなプレーができてうれしい。攻撃的にプレーできたと思うし、ヒンギスを走らせることができたわ。第2セットは彼女のミスが多くて助けられた。」と、嬉しい勝利を振り返った。
4回戦では、A・チャクエタゼ(ロシア)を7-6(10-8), 6-7(5-7), 6-2の接戦の末に倒したM・クライチェック(オランダ)と対戦する。
第3シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)は3回戦でL・サファロバ(チェコ共和国)と対戦、5-7, 7-6 (7-4), 6-2で何とか4回戦に勝ち進んだ。
全仏の準決勝で優勝したエナンに敗れたヤンコビッチは、1・2回戦では楽勝で3回戦進出を決めていたが、この日は序盤の出だしが鈍く、サファロバが第1セットを先取、第2セットもタイブレークまで持ち込まれた。
しかしタイブレークで最後の4ポイントのうち3ポイントをヤンコビッチが奪い第2セットを奪うと、雨による中断をはさみながら、第3セットもその勢いを持続、勝利をもぎ取った。
ヤンコビッチの4回戦の対戦相手は第18シードのM・バルトリ(フランス)。バルトリは第16シードのS・ペア(イスラエル)を6-3, 6-2で一蹴して4回戦進出を決めている。
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