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テニスのウィンブルドン選手権第1日に登場した元女王、マルチナ・ヒンギス(スイス)にとって、ことしは1997年の初優勝からちょうど10年。1回戦はマッチポイントに2度も追い込まれながら、辛うじて勝ち上がった。
臀部(でんぶ)の故障で全仏オープンを欠場した。完治はしていないものの、出場に踏み切った。「どんなことがあっても、ウィンブルドンでプレーするのをあきらめたくはなかった」と強い思い入れがあったからだ。第9シードは、観衆の大きな声援を力に奮闘した地元英国のナオミ・カバデーに苦戦しても、「勝ち残った。とにかく、それがすべてよ」と涼しい顔。
一度は引退し、昨年の復帰後もトップ選手であり続ける26歳は「この10年でいろいろなことがあった。今もここにいてプレーしているのは幸せ」とコメントにもゆとりを感じさせる。
2回戦では中村藍子(日本)(ニッケ)と顔を合わせる。ことしの全豪オープンで初対戦し、ストレート負けした中村は「気持ちで負けないよう1ポイント、1ポイント集中してやりたい。4大大会でシード選手を倒すのは本当に大変だけど、壁を破りたい」と雪辱に燃える。(共同)
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