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(アメリカ、サウスカロライナ州チャールストン)
ファミリー・サークル・カップ(賞金総額134万ドル、クレー)は現地15日シングルス決勝が行われ、第2シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)が第4シードD・サフィーナ(ロシア)に6-2, 6-2で圧勝し、初のティア1優勝を遂げた。
ヤンコビッチは前日の準決勝でV・ウィリアムズ(アメリカ)と死闘を繰り広げた一方、サフィーナは相手の棄権による勝利が続いていただけに、体力的にはサフィーナが有利と思われたが、強風の悪状況を先に克服したのはヤンコビッチだった。
「風に悩まされたのはお互い様。特にサーブが大変だった。でも私は集中してプレーすることができた。」と、語るヤンコビッチは、ヴィーナス戦に臨む時も「相手に集中するのではなく、自分に集中すること」が大事と自分に言い聞かせていたが、この日もそれを忠実に守ったようだ。
昨年のこの時期は10連敗と、引退を考える寸前まで落ち込んだというヤンコビッチだが、昨年後半からは絶好調の波に乗り、今シーズンも年初のオークランドで優勝してトップ10入りを果たした。
「風向きが変わるとはこう言うことを指すのね。去年のスランプは起きるべきして起きたことで、そのおかげで精神的にも強くなれたわ。」と、自分を振り返るヤンコビッチは、今大会の優勝でランキングも自己最高の7位に上昇する。
一方惜しくも準優勝となったサフィーナも、2ヶ月ぶりにトップ10復帰を果たすこととなった。
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