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(フランス、パリ)
フランス・ガス・オープン(賞金総額60万ドル、ティア2)は火曜日シングルス1回戦が行われ、第5シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)がA・レザイ(フランス)を6-2, 6-1と危なげなく退け、全豪オープンで4強入りした実力を証明した。しかし第6シードのP・シュニーダー(スイス)は予選から勝ち上がったE・ビュチコワ(ロシア)に6-3, 4-6, 3-6とまさかの逆転負けを喫し、早くも大会を後にした。
17歳のバイディソバは全豪オープンでは自身初のベスト4入りを果たす活躍を見せたばかり。優勝したS・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れはしたものの、昨年の全仏オープン以来2度目となる4大大会での準決勝進出だった。2回戦では、この日T・ピロンコバ(ブルガリア)を6-3, 6-7(5-7), 6-3で下した同じチェコの若手、L・サファロバ(チェコ共和国)と対戦する。
シュニーダーは全豪オープンでは2004年にベスト4へ進出し、その後2年連続でベスト8の成績を収めていたが、今年は4回戦で成長著しいA・チャクエタゼ(ロシア)にわずか5ゲームしか奪えず敗退していた。
地元のファンを沸かせる活躍を見せたのがN・デシー(フランス)とC・パン(フランス)。デシーはT・ガルビン(イタリア)を6-2, 6-3で破り、2回戦では第2シードで前年度覇者のA・モレスモ(フランス)の胸を借りる。パンはA・サバイ(ハンガリー)を6-4, 6-0と快勝で2回戦へ駒を進めた。
その他の試合では、K・シュレボトニック(スロベニア)が地元フランスのS・コーエン-アローを6-1, 6-4で倒し、1回戦を突破した。シュレボトニックは先の全豪では3回戦でバイディソバにストレートで敗れていた。M・ミュラー(ドイツ)はA・ラドワンスカ(ポーランド)を6-1, 6-0とまったく寄せ付けず2回戦へ進出した。
なお、トップシードのJ・エナン(ベルギー)、第2シードのモレスモなど上位4シード勢は1回戦免除で2回戦からの登場。
今大会の優勝賞金は8万8千265ドル。
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