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(オーストラリア、メルボルン)
全豪オープン第7日、ロッド・レーバー・アリーナの第1試合で今大会最大の波乱が起きた。19歳のL・サファロバ(チェコ共和国)が6-4, 6-3のストレートで、昨年女子覇者で第2シードのA・モレスモ(フランス)を撃破。見事、自身初の四大大会ベスト8入りを決めた。第19シードN・リー(中国)もD・サフィーナ(ロシア)に圧勝し、準々決勝進出を決めた。
サファロバは、昨年世界ランキングを自己最高の26位まで上昇させ大躍進を遂げた注目の選手。初出場だった昨年の全豪オープンでは1回戦敗退に終わっていたが、この日は左利き特有の懐の深いショットで、世界ランク3位のモレスモを前後左右に振りまわし快勝した。試合序盤こそリードを保っていたモレスモだったが、サファロバのゾーンに入ったかのようなハードショットの応酬に最後は力負けした。大金星をあげたサファロバは「勝利できたなんて今でも信じられない。本当に嬉しい。大きなコート(センターコート)での試合ということで、今朝起きたときから身が引き締まる思いだったけれど、不思議と試合では緊張することはなかった。」と喜びを爆発させていた。サファロバは、準々決勝で第7シードのE・デメンティエワ(ロシア)と第10シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)の勝者と対戦する予定。
その他の女子の試合では、成長著しい中国のエース、リーが第9シードのD・サフィーナを6-2, 6-2のストレートで破っている。また第12シードのA・チャクエタゼ(ロシア)もJ・コスタニッチを6-4, 6-4のストレートで下している。
男子では、第12シードのT・ハース(ドイツ)がF・マイヤー(ドイツ)に7-6(3), 6-3, 6-3でストレート勝ち。第13シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)も第21シードのD・ツルスノフ(ロシア)に6-2, 6-1, 6-1で快勝した。
ジュニアの部では、守屋宏紀が地元オーストラリアのK・バラクリシュナンに4-6, 6-2, 6-1で逆転勝ちし、2回戦進出を決めている。
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