（オーストラリア、メルボルン）
２００７年の全豪オープンテニスが開幕し、大会初日の１５日には男女シングルス１回戦が行なわれた。男子では、日本期待の若手、添田 豪が第９シードのＭ・アンチッチ（クロアチア）と対戦したが、4-6, 3-6, 2-6のストレートで敗れ、全豪オープン本選初勝利とはいかなかった。
「大きいコートでいっぱいの観客の前で試合が出来ることは、プロ選手にとっての貴重な財産になると思っている」と試合前に語っていた添田は、第１セット序盤は上々の立ち上がりを見せたものの、セット終盤でサービスブレークを許し第１セットを落としてしまう。その後もストロークではアンチッチ相手に互角のラリーを見せたものの、長身のアンチッチが繰り出すサーブに押され劣勢に立つと、そのまま２セット連取を許しゲームセットとなった。
その他の試合では、ディフェンディング・チャンピオンのＲ・フェデラー（スイス）、昨年準優勝のＭ・バグダティス（キプロス）、第６シードのＡ・ロディック（アメリカ）らが順当に２回戦に駒を進めている。
既に終了した男子シングルス１回戦の結果は以下の通り。
Ｒ・フェデラー (1) ○-× Ｂ・パウ（ドイツ）, 7-5, 6-0, 6-4
Ａ・ロディック (6) ○-× ＪＷ・ツォンガ（フランス）, 6-7 (18-20), 7-6 (7-2), 6-3, 6-3
Ｔ・ロブレド（スペイン） (7) ○-× Ｒ・ラミレス=イダルゴ（スペイン）, 6-4, 6-4, 6-0
Ｍ・アンチッチ (9) ○-× 添田 豪, 6-4, 6-3, 6-2
Ｍ・バグダティス (11) ○-× Ｒ・シュトラー（ドイツ）, 6-4, 2-6, 6-3, 6-2
Ｒ・ガスケ（フランス） (18) ○-× Ｆ・ボランドリ（イタリア）, 6-4, 6-4, 6-2
Ｄ・フルバティ（スロバキア） (22) ○-× Ｊ・バネック（チェコ共和国）, 6-7 (7-9), 7-6 (7-1), 6-1, 6-3
Ｊ・Ｃ・フェレーロ（スペイン） (24) ○-× Ｊ・ハジェク（チェコ共和国）, 3-0, 途中棄権
Ｍ・ヨージニ（ロシア） (25) ○-× Ｊ・ヘルニチ（チェコ共和国）, 7-6 (8-6), 6-2, 6-0
Ｓ・クエリー（アメリカ） ○-× Ｊ・アカスーソ（アルゼンチン） (27), 6-7 (2-7), 6-4, 6-1, 6-3
Ｚ・フライシュマン ○-× Ａ・カイエリ（アルゼンチン） (30), 7-5, 4-6, 6-3, 6-3
Ｖ・スペーディア（アメリカ） ○-× Ｉ・アンドレエフ（ロシア）, 6-2, 7-6 (7-3), 6-1
Ｗ・アーサーズ（オーストラリア） ○-× Ｓ・クーベック（オーストリア）, 1-6, 6-7 (4-7), 7-6 (7-5), 6-2, 6-3
Ｄ・セラ（イスラエル） ○-× Ｐ・スリチャパン（タイ）, 6-4, 6-2, 6-2
Ｇ・モンフィス（フランス） ○-× Ｄ・ブラッチアリ（イタリア）, 7-6 (7-2), 6-7 (9-11), 6-4, 7-6 (7-5)
Ｄ・ウドンチョケ ○-× Ｍ・バッサロ=アルグエッロ（イタリア）, 6-3, 6-3, 6-2
A・ディリック ○-× Ｇ・シモン（フランス）, 6-3, 6-0, 6-2
ルー・イェンスン（台湾） ○-× Ｓ・グロイル（ドイツ）, 6-3, 6-4, 6-3
Ｍ・ジケル（フランス） ○-× Ａ・ジョーンズ（オーストラリア）, 3-6, 6-7 (1-7), 6-4, 6-1, 6-0
Ｎ・マウー（フランス） ○-×Ｊ・モナコ（アルゼンチン）, 6-0, 6-7 (0-7), 6-3, 6-4
Ｊ・メルツァー（オーストリア） ○-× Ｉ・カルロビッチ（クロアチア）, 6-4, 6-4, 7-6 (8-6)
Ｇ・ガルシア=ロペス（スペイン） ○-× Ｊ・ヨハンソン（スウェーデン）, 1-1, 途中棄権
（2007年1月15日17時33分）
王座女子 関西大学が初優勝 
