- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も！

（カタール、ドーハ）

カタール・オープン（賞金総額１００万ドル）は土曜日決勝を行い、第２シードのＩ・リュビチッチ（クロアチア）が第４シードのＡ・マレー（英国）を6-4, 6-4のストレートで下し優勝した。

ツアー７勝目を挙げた２７歳のリュビチッチは、「２年連続で前哨戦で優勝して全豪オープン入りできるなんて最高だよ。（準々決勝、準決勝と）２試合連続でファイナルセットにもつれ込む接戦だったから、体がもってよかった。今日はベストのテニスではなかったけれど、体力がもってよかった。攻撃的に行かなくては勝てないと思っていたけれど、実は攻撃的になりすぎないように気をつけたんだ。アンディ（マレー）のような選手と対戦するときは、バランスがとても重要で、ネットに出すぎてしまうとパスで抜かれてしまうし、ストロークも安定しているからベースラインに完全に下がってしまってもだめなんだよ。コンビネーションがとても大事なのさ。」と笑顔でコメント。また全豪オープンに関しても「自信はある。ただここと全豪ではコンディションがまるで違うから、また最初から調整しなくてはいけないね。ただコンディションは上々だからこれからのシーズンが楽しみだよ。」と話していた。

敗れたマレーは、昨年６月のワシントンＤＣでの大会以来のツアー決勝進出だったが、リュビチッチの前に屈することとなった。マレーは、「とても良い形でシーズンのスタートが切れた。優勝できていたら最高だったけれど、決勝に進めただけでも十分さ。この調子で全豪オープンでは良いプレーができそうだよ。」と力強く語っていた。