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(ルクセンブルグ、ルクセンブルグ)
フォルティス選手権(賞金総額60万ドル、ティア2)に、7月のウィンブルドン以来のツアーとして出場していたV・ウィリアムズ(アメリカ)だが、予選上がりのA・ラドワンスカ(ポーランド)に3-6, 0-6で完敗し、復帰戦を2回戦敗退で終えることとなった。
四大大会5勝を誇るヴィーナスは、左手首の故障のためにウィンブルドン以降プレーしておらず、今季はまだ準決勝進出が一度あるのみ。この日は試合中に手首の痛みを再発させ、両手打ちバックハンドが打てなくなってしまい、最後の8ゲームを連続で落とした。試合後、ヴィーナスは「左手首にいつも爆弾を抱えているの。今日は痛みに関してなす術がなかったわ。第1セット終盤に痛みを覚えて、その後はバックハンドが打てなくなってしまった。スライスショットにも自信があるけど、それだけで戦うのには慣れていないわ。」と悔しそうに語った。
一方、初めてのWTAツアー参加でいきなり金星を手にした17歳のラドワンスカは、「素晴らしい試合でとても嬉しい。ヴィーナスとは初対戦だったの。最初の数ゲームは厳しかったけど、第2セット以降は楽にいけたわ。バックハンドが打てていなかったから、彼女が何か問題を抱えているのは分かったわ。」とコメントしている。ラドワンスカは準々決勝でトップシードのE・デメンティエワ(ロシア)と対戦する。
その他の試合でもシードダウンが起こっており、第2シードのN・ペトロワ(ロシア)がN・デシー(フランス)に4-6, 3-6で敗れた。勝利したデシーは「本当に良い試合だった。よくボールが打てたし、フットワークも良かった。プレーしていて楽しかったわ。パーフェクトな一日だった。」と喜びを爆発させた。次の試合では、K・シュレボトニック(スロベニア)を4-6, 6-4, 6-3で倒したA・ボンダレンコ(ウクライナ)と対戦する。
第5シードのF・スキアボーネ(イタリア)は、フェド杯伊代表でチームメイトのR・ビンチ(イタリア)を6-2, 6-1で下し、準々決勝入りを決めた。スキアボーネは1回戦、2回戦あわせて僅か10ゲームしか落とさない好調を維持しており、準々決勝では第3シードのP・シュニーダー(スイス)と対戦する。
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