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(アメリカ、オハイオ州シンシナティ)
S・ウィリアムズ(アメリカ)は6ヶ月の休養明けでも十分戦えることを身を持って証明しつつある。
シンシナティ女子オープン(WSファイナンシャル・グループ女子オープン、賞金総額17万5千ドル)の2回戦で、セリーナは同胞のB・マテック(アメリカ)に6-3, 6-1で快勝した。
慢性化した左ひざの怪我の影響で、1月の全豪オープン以来ツアーから遠ざかっていたセリーナだが、ようやく怪我が快方に向かったということで、今大会では復帰戦ながら初戦から第2シードのA・ミスキナ(ロシア)を破るなど、四大大会7度制覇の実力を見せ付けている。次の試合では、同胞のA・フレイジャー(アメリカ)と対戦する。
現在24歳のセリーナは5年ぶり3度目のUSオープン制覇に向けて、調整を進めて行きたいところ。しかし、ランキングが下がっているために、出場に際してはワイルドカードを受けるという話も出ている。
その他の試合では、V・ズヴォナレーワ(ロシア)がV・レプシェンコ(ウズベキスタン)を6-0, 6-2と圧倒して、ベスト8入りを決めた。元トップ10選手のズヴォナレーワは、現在はランキングを50位に下げているが、ウィンブルドン前哨戦を制し、今大会では第7シードのT・ゴロバン(フランス)を下すなど、徐々に力を取り戻してきている。
ズヴォナレーワは、次の試合では第5シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)と対戦する。ヤンコビッチは、M・カメリン(イタリア)を6-4, 6-4で退けた。
その他の試合では、第6シードのM・バルトリ(フランス)がV・バルディナ(ロシア)(ロシア)を6-2, 2-6, 6-3で下して、2年ぶりの今大会ベスト4進出に望みをつなげた。バルトリは、準々決勝で第4シードのK・シュレボトニック(スロベニア)と対戦する。
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