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(フランス、パリ)
前日までとは打って変わって快晴の空の下で行われている全仏オープン大会6日目、センターコートのフィリップ・シャトリエの第1試合で行われた元全仏チャンピオン同士の対決は、第10シードのG・ガウディオ(アルゼンチン)が第23シードのJ・C・フェレーロ(スペイン)を7-5, 7-5, 7-6(9-7)で勝利し、4回戦1番乗りを決めた。
過去、赤土の戦いを制した者同士の戦いは、序盤から激しいラリー戦となった。ガウディオ、フェレーロともに一歩も譲らない打ち合いを演じるが、ランキングで上回るガウディオがサービス、ストロークともにウィナーを連発し、徐々に試合を支配し始める。元世界ランキング1位のフェレーロも随所にナイスショットを見せるが、かつての王者らしくないミスも目立ち、第1、第2セットともに第12ゲームの自らのサービスゲームを落とし、2セットダウンに陥った。
一気に勝負をかけたガウディオは、第3セットでも勢いを失わず、第12ゲームでマッチポイントを握るなどフェレーロを追い詰めるが、ここはフェレーロが意地を見せてタイブレイクに持ち込んだ。しかし、フェレーロもタイブレイクの7-7までは何とか持ちこたえたが、最後はストロークがベースラインを割り、3時間15分の熱戦に幕が下ろされた。
その他の男子シングルスの試合では、前日順延となっていた2回戦が行われており、第2シードのR・ナダル(スペイン)がK・キム(アメリカ)に6-2, 6-1, 6-4で、第8シードのJ・ブレーク(アメリカ)がN・アルマグロ(スペイン)に6-7(5-7), 6-2, 6-4, 6-4で、第15シードのD・フェレール(スペイン)がJ・シャーディ(フランス)に6-1, 6-4, 3-6, 6-1で、それぞれ勝利し3回戦に駒を進めている。
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