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全豪オープン2009特集

特集:2005年世界テニス界のニュースを総括(第2部)

上から、マリア・シャラポワ、キム・クレイステルス、ジュスティーヌ・エナン=アルデンヌ
シャラポワ、そして復活ベルギー勢2人
画像提供:Getty/AFLO

◇戦国時代の女子。怪我に泣いた人、笑った人

2005年の女子はまさに波乱の年だったといえよう。ここでのキーワードは「怪我」だ。まず、年初に行われた全豪オープンで、膝の怪我から復帰したばかりのS・ウィリアムズ(アメリカ)がいきなり復活優勝を遂げ「最強」をアピールするが、その後膝の状態が悪化したため、結局2005年を通してこなした試合数は僅か28、世界ランキングも11位まで落とすこととなった。一日も早いカンバックを期待したい。怪我に泣いたといえば、元女王のJ・エナン=アルデンヌ(ベルギー)もその1人だろう。2004年終盤からウィルス性疾患を煩い、ツアー長期離脱を余儀なくされていたが、状態が良くなった4月にツアーに復帰すると、格の違いを見せ付けるがごとくいきなりツアー3勝をあげる離れ技をやってのける。しかし女王復活を印象付けたのもつかの間、その後状態は一気に悪化し、シーズン後半を再び棒に振ることになってしまった。

対照的なのは、K・クレイステルス(ベルギー)だろう。エナン同様、昨年は怪我が原因でシーズンの大半を棒に振ることになったクレイステルスだが、4月にツアー本格復帰を果たしてからは、まさに怒涛の勢いで勝ち星を積み上げていく。「去年怪我をしたとき、人生最悪の事態が起きたと思ったけど、今振り返ってみると人生で最高の経験ができたと思っている。もうテニスは一生できないかもと思ったこともあった。でもそんなことがあったおかげで人間的な成長ができて、今の自分に至っているのだと思う。」と語るクレイステルスは、まさに「怪我」に笑った選手といえる。息切れしたのか、WTAツアー最終戦では、ピアース、モレスモに敗れ、世界ランキング2位でシーズンを終えることとなったが、来年は女王復活を視野に入れ猛攻を見せるだろう。

昨年一躍スターダムにのし上がったM・シャラポワ(ロシア)の2005年はどうだったか?2年目のジンクスはあったのか?2005年のシャラポワは、世界中に「シャラポワ旋風」を巻き起こした前年ほどのインパクトは無かったものの、全豪オープン、ウィンブルドン、USオープンでベスト4に進出するなど、シーズンを通して常に安定した成績を収めたことで、8月にはダベンポートを抜いて世界ランキング1位に躍り出るという偉業を成し遂げた。グランドスラム優勝こそ逃したがさすがはシャラポワといえよう。惜しくも年度末ランキングは4位に留まったが、今年見せた安定した強さはまさに来年の飛躍を予感させるものだった。 唯一の不安材料は「怪我」だろう。シーズン後半、胸筋を痛めたり、右手親指を捻ったりと続けざまに怪我をしている。他選手ほどの大きな怪我は未だ無いものの、年々過密化するツアースケジュールを消化しなければならず、シャラポワも怪我と上手く付き合っていかない限り、今のポジションが安泰とは言えない。女子テニス界はまさに戦国時代の様相を呈しているのだ。

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(2005年12月31日)

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