テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は日本時間２９日（現地２８日）、男子シングルス２回戦が行われ、第１シードのＪ・シナー（イタリア）が世界ランク３６位のＡ・ポピリン（オーストラリア）に6-3, 6-2, 6-2のストレートで快勝し、５年連続５度目の３回戦進出を果たした。
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２４歳で世界ランク１位のシナーは、前哨戦のシンシナティ・オープン（アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000）で決勝まで勝ち上がったが、Ｃ・アルカラス（スペイン）との決勝戦で第１セットを0-5としたところで途中棄権し準優勝となっていた。
そのシナーが全米オープンに出場するのは７年連続７度目。昨年は優勝を飾っており、２００８年に大会５連覇を成し遂げた元世界ランク１位のＲ・フェデラー（スイス）以来、１７年ぶりとなる２連覇を狙う今大会では１回戦で、世界ランク８９位のＶ・コプジバ（チェコ）に6-1, 6-1, 6-2のストレートで完勝し２回戦に駒を進めた。
２６歳のポピリンとの顔合わせとなった２回戦の第１セット、第２ゲームでいきなりブレークに成功したシナーが先行。第２セットでは４度のブレークポイントを凌ぎ、リターンゲームでは２度のブレークを果たし勝利に王手をかける。
そして第３セット、第２ゲームで15-40からキープに成功したシナーはその後２度のブレークに成功。マッチポイントではこの試合６本目のサービスエースを決め勝利を収めた。
勝利したシナーは３回戦で第２７シードのＤ・シャポバロフ（カナダ）と対戦する。シャポバロフは２回戦でワイルドカード（主催者推薦）で出場した世界ランク９８位のＶ・ロイエ（フランス）を下しての勝ち上がり。
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