男子テニスのモビスター・チリ・オープン(チリ/サンティアゴ、レッドクレー、ATP250)は日本時間2日(現地1日)、シングルス準決勝が行なわれ、第3シードのS・バエス(アルゼンチン)が世界ランク69位のC・カラベリ(アルゼンチン)を6-1, 3-6, 6-2のフルセットで下し、2年連続3度目の決勝進出を果たすとともに、ツアーレベルではマッチ通算100勝目を記録した。
世界ランク31位で24歳のバエスは先月の日本時間24日(現地23日)に行われたリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)で大会史上初となる連覇を成し遂げるとともに、ツアー大会で約1年ぶり7度目のタイトルを獲得した。
そのバエスは同大会に過去4度出場しており、昨年は決勝でA・タビロ(チリ)を下して優勝を飾っている。
今大会は上位4シードが1回戦免除のため2回戦から登場したバエスは、世界ランク67位のF・コメサナ(アルゼンチン)をフルセットで下し8強入りすると、準々決勝で同90位のD・ジュムホール(ボスニア)をストレートで下し、準決勝へ駒を進めた。
一方、25歳のカラベリは準々決勝で世界ランク136位のF・コリア(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
両者は先月のリオ・オープン準決勝でも対戦しており、この時はバエスが3-6, 6-1, 6-1の逆転で勝利している。
準決勝の第1セット、バエスは2度のブレークに成功し先行する。
しかし第2セットでバエスはサービス時のポイント獲得率が第1セットを大きく下回り、2度のブレークを許してこのセットを取り返される。
迎えたファイナルセット、サービスの調子を取り戻したバエスは1度もブレークポイントを与えずキープを重ね、第4ゲームでブレークに成功。第8ゲームで4度目のマッチポイントをものにしたバエスが1時間47分で勝利を収め、大会連覇へ向け決勝へと駒を進めた。
またこの勝利によりバエスはマッチ連勝を“8”に伸ばし、ツアーでのマッチ通算100勝目を記録した。なおこの記録は2000年以降に生まれた選手では史上8人目の快挙となった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはバエスのコメントが掲載されている。
「今日は大きな戦いだった。お互い長い付き合いがある。試合の中でお互いに波があった。明日の決勝に進めて嬉しい」
勝利したバエスは決勝で世界ランク103位のL・ジェレ(セルビア)と対戦する。ジェレは準決勝で第1シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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