テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間20日(現地19日)、男子シングルス予選1回戦が行われ、現役引退を表明している世界ランク246位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)が同169位のA・ペレグリーノ(イタリア)を7-5, 6-3のストレートで下し、予選2回戦進出を果たすとともに自身最後の全米オープンで本戦入りに一歩前進した。
>>【引退シュワルツマン 錦織・BIG4との戦績】<<3試合に勝利すると本戦入りすることができるこの予選。
32歳のシュワルツマンはこれまでシングルスツアー4勝をあげ、2020年10月には世界ランク8位を記録。全米オープンの本戦には過去10度出場しており、2017年と2019年には8強入りしている。
そのシュワルツマンは今年5月に自身のSNSで2025年2月のアルゼンチンでの大会を最後に現役を引退すると表明した。
今回が最後の全米オープンとなるシュワルツマンは予選から出場。迎えた予選1回戦、シュワルツマンはファーストサービス時に67パーセントの確率でポイントを獲得。相手に3度のブレークを許したものの、リターンゲームではこれを上回る5度のブレークに成功し1時間39分で予選2回戦に駒を進めた。
勝利したシュワルツマンは予選2回戦で予選第1シードの
T・ティランテ(アルゼンチン)と対戦する。ティランテは予選1回戦で世界ランク184位のD・ポプコ(カザフスタン)を下しての勝ち上がり。
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