男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は日本時間14日(現地13日)、シングルス1回戦が行われ、第14シードの
L・ムセッティ(イタリア)が世界ランク25位の
N・ジャリー(チリ)を4-6, 7-6 (7-5), 7-6 (7-4)の逆転で破り、2年連続2度目の初戦突破を果たした。
>>西岡 良仁、シナー、アルカラスらシンシナティOP組合せ<<>>シフィオンテクらシンシナティOP組合せ<<22歳で世界ランク18位のムセッティは今季、チャレンジャー2大会で準優勝を果たすとシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)でも準優勝。さらに続くウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では四大大会初の4強入りを決めた。
好調を維持して臨んだパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)では銅メダルを獲得。男子シングルスでイタリア勢がメダルを獲得するのは100年ぶり2人目の快挙となった。
そのムセッティはパリオリンピックから1週間の休養を挟みシンシナティ・オープンに4年連続4度目の出場。1回戦ではジャリーと対戦した。
この日の第1セット、開始から互いにサービスキープが続くもムセッティは第7ゲームでブレークを許し先行される。それでも続く第2セットではタイブレークを制し1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、第2セットと同様に両者ブレークを許さずタイブレークに突入。先にミニブレークを奪い3-1とリードしたムセッティはその後ミニブレークを返されず、2時間47分に及ぶ熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにムセッティのコメントを掲載しており「今日は勝てて本当にうれしい。序盤は速いコンディションで自分のプレーができなかった。クレーコートからハードコートに移るのは簡単なことではない。でも彼のような素晴らしいサーブを相手に2度のタイブレークで勝てたことは本当に誇りに思う」と語った。
勝利したムセッティは2回戦で世界ランク27位の
F・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。ティアフォーは1回戦で同53位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を6-3, 7-6 (8-6)のストレートで下しての勝ち上がり。
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