女子テニスのロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、WTA500)は24日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク105位の
H・ダート(イギリス)が同37位の
M・ブズコバ(チェコ)を7-5, 6-7 (7-9), 6-4の約3時間半に及ぶフルセットの死闘の末に下し、3年連続4度目の初戦突破を果たした。
>>錦織 圭vsナヴォーネ 1ポイント速報<<>>西岡 良仁vsブロディ 1ポイント速報<<>>錦織 圭、西岡 良仁ら ロスシー国際組合せ<<27歳のダートが同大会の本戦に出場するのは4年連続7度目。2022年には8強入りを果たしている。
1回戦の第1セット、ダートは第5ゲームまでに2度のブレークを奪われリードされるも、第6ゲームから巻き返し追いつくことに成功。さらに第12ゲームでこのセット3度目のブレークを果たし先行する。
しかし第2セット、ダートは両者3度ずつブレークを奪い合い迎えたタイブレークを接戦の末に落とし、1セットオールに追いつかれる。
それでもファイナルセット、ダートは第3ゲームでブレークを奪いリードすると、その後はブズコバにブレークを与えず、3時間29分で死闘を制した。
この一戦は試合時間が短くなりやすい芝コートで行われたが、今季のWTAツアーで3番目に長い試合時間となった。
イギリスのローンテニス協会(LTA)は公式サイトに試合後のダートのコメントを掲載している。
「マリー(ブズコバ)は素晴らしいファイターで、いつもとてもタフな試合をする。芝で長い試合になり少し驚いたけど、今回は自分が勝ててとても嬉しい」
勝利したダートは2回戦で世界ランク48位の
S・ケニン(アメリカ)と対戦する。
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