男子テニスの4月1日付ATP世界ランキングが更新され、前週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で準優勝を果たした
G・ディミトロフ(ブルガリア)が前週から3つ上げて9位に浮上。2018年10月29日付の世界ランキング以来、約5年半ぶりにトップ10復帰を果たした。
>>【動画】シナーがディミトロフを破りマイアミOPで初優勝した瞬間<<32歳のディミトロフは今季、開幕戦となったブリスベン国際(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)で通算9度目のツアー制覇を達成。その後も2月のオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、 ATP250)で準優勝を果たすなど好調を維持。
前週のマイアミ・オープンでは4回戦で第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、準々決勝で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)、準決勝で第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)とトップ選手を次々に破り決勝進出。決勝では第2シードで絶好調の
J・シナー(イタリア)にストレート負けを喫したものの、準優勝を飾った。
大会の公式サイトはディミトロフのコメントを掲載しており「今週はポジティブだった。この大会では、ここ数年、あまり良い成績を残せていなかったと思う。ある意味、ここに来てベストを尽くすことが僕の目標でもあったんだ」と振り返った。
優勝を逃したディミトロフだが今回の世界ランキング更新で順位を3つ上げて9位に浮上し約5年半ぶりにトップ10に返り咲いた。
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