女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は26日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が第8シードの
M・サッカリ(ギリシャ)を7-5, 6-7 (4-7), 6-4のフルセットで破り、2年連続2度目のベスト4進出を果たした。
>>メドベージェフ、アルカラスらマイアミOP組合せ<<>>ガルシア、ルバキナらマイアミOP組合せ<<昨年の同大会では
P・バドサ(スペイン)や
E・メルテンス(ベルギー)、
J・ペグラ(アメリカ)らを破り決勝に進出したものの、最後は
P・クヴィトバ(チェコ)に屈し優勝を逃していたルバキナ。今月は2連覇がかかっていたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)に出場予定だったが、胃の不調により棄権を余儀なくされていた。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク92位の
C・タウソン(デンマーク)、3回戦で同72位の
T・タウンゼント(アメリカ)、4回戦では第17シードの
M・キーズ(アメリカ)を下し8強入りを決めている。
この試合、接戦となった第1セットを終盤のブレークで突き放し先取したルバキナだったが、第2セットは同じく競った展開からタイブレークを落としセットカウント1-1に。
ファイナルセットではストローク戦でサッカリを上回り、セカンドサービス時のポイント獲得率が78パーセントと高い水準を記録。1度もブレークポイントを与えないプレーを見せ、2時間48分の熱戦を制した。
試合直後のオンコートインタビューの内容が女子テニス協会のWTA公式サイトに掲載されている。
「疲れすぎて言葉が出ないわ。でも、勝てて本当にうれしい。とてもタフな戦いだった。あとは…回復するだけね」
2年連続の決勝進出がかかるルバキナは準決勝で第27シードの
V・アザレンカと対戦する。アザレンカは準々決勝で世界ランク68位の
Y・プチンセワ(カザフスタン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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