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次世代台頭の鍵「自分を信じること」

シナー
勝利したシナー
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は26日に男子シングルス準決勝が行われ、第4シードのJ・シナー(イタリア)が第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を6-1, 6-2, 6-7 (6-8), 6-3で破り、四大大会初の決勝進出を果たした。試合後の会見でシナーは喜びを語るとともに、次世代の台頭について「自分を信じること」が鍵になると語った。

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22歳で世界ランク4位のシナーが同大会に出場するのは5年連続5度目。最高成績は2022年の8強となっていたが、今大会は好調を維持し、全試合ストレート勝ちで同大会初の準決勝に駒を進めた。

同1位で同大会を過去10度制している36歳のジョコビッチとの顔を合わせとなった準決勝の第1セット、15本のアンフォーストエラーを記録したジョコビッチに対しシナーは2度のブレークを奪い幸先よく先行する。

第2セット、シナーはこのセットも安定したプレーを続けジョコビッチのミスを誘うと、第3ゲームと第7ゲームでブレークを果たし、勝利に王手をかける。

第3セット、このセットは両者ともに相手にブレークを許さずキープを続け、タイブレークに突入する。タイブレークではシナーに一度マッチポイントが訪れたものの、ジョコビッチがこれをしのぎ、一進一退の攻防を制して1セットを返す。

第4セット、第4ゲームでジョコビッチのダブルフォルトによりシナーがブレークポイントを握ると、次のポイントでジョコビッチがバックハンドをミスし先にブレークに成功。シナーはこのリードを最後まで守り切り、四大大会初の決勝進出を果たした。

なお、ジョコビッチが全豪オープンで敗れるのは2018年の4回戦でチョン・ヒョン(韓国)に敗れて以来、6年ぶりのこととなった。

試合後の会見でシナーは喜びを語った。

「彼(ジョコビッチ)と対戦するときはタフな試合になると試合前から明白にわかる」

「特に第3セットでマッチポイントを逃したときはタフだったよ。ただ、できるだけポジティブでいようと努めた。本当に嬉しいよ」

また、シナーと並んで次世代を牽引している20歳で世界ランク2位のC・アルカラス(スペイン)と同8位のH・ルーネ(デンマーク)がジョコビッチやR・ナダル(スペイン)らに台頭していることについて意見を述べた。

「まず第一に僕とカルロス(アルカラス)とホルガー(ルーネ)は一人一人が違う選手なんだ。精神的にもみんな違うし、コートでの態度も違う。でも、僕たちに共通しているのは、自分を信じていることだと思う。テニスの世界では、自分を信じることが大きな力になるんだ」

「僕の役割というのは、常に彼ら(ジョコビッチら)から学ぼうとし、そして彼らから何かを得ようとすることなんだ。これは常に僕のプロセスの一部であり、僕たちが作っているプロセスはまだ終わっていない」

「メルボルンで初めての決勝を戦えることを嬉しく思う。でも、自分の中ではまだまだ改善できるし、改善しなければならないと思っている。だから、彼らが近くにいてくれてよかったよ」

勝利したシナーは決勝で、第3シードのD・メドベージェフと第6シードのA・ズベレフ(ドイツ)の勝者と対戦する。

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