男子テニスのASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)は13日、シングルス決勝が行われ、予選から出場した世界ランク82位の
A・タビロ(チリ)が同74位の
ダニエル太郎を6-2, 7-5のストレートで破り、ツアー大会初優勝を飾った。
>>ダニエル 太郎 決勝戦 1ポイント速報・結果<<>>西岡 良仁、ダニエル 太郎、綿貫 陽介、ジョコビッチら全豪オープン組合せ<<26歳のタビロは今大会、予選2試合を勝ち抜き本戦出場を決めると1回戦では世界ランク91位の
B・ゴヨ(クロアチア)、2回戦では同59位の
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を下し8強入り。準々決勝で対戦予定だった第2シードの
C・ノリー(イギリス)が試合前に棄権すると準決勝で第6シードの
A・フィス(フランス)を下し、2022年の2月のコルドバ・オープン(アルゼンチン/コルドバ、レッド クレー、ATP250)以来 約2年ぶり2度目のツアー大会決勝進出を決めた。
一方、30歳のダニエルは今大会、予選から出場する予定だったが本戦に欠場者が出たことで本戦入り。1回戦で世界ランク63位の
A・ブキッチ(オーストラリア)、2回戦で第8シードの
M・パーセル(オーストラリア)、準々決勝では同79位の
A・ミュレール(フランス)、そして準決勝で第1シードの
B・シェルトン(アメリカ)を下し2018年5月のTEB BNPパリバ・イスタンブール・オープン(トルコ/イスタンブール、レッドクレー、ATP250)以来 約5年8ヵ月ぶりのツアー決勝の舞台に駒を進めた。
この日、10本のサービスエース、37本のウイナーを決めたタビロ。第1セットはダニエルに隙を与えることなく第5ゲームから4ゲームを連取し先行する。
続く第2セット、ダニエルに反撃を許しブレークポイントを3度握られるも全て凌いだタビロ。試合を通してミスを最小限に抑えるプレーを見せると最終盤となった第12ゲームをラブゲームでブレークし、1時間36分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにタビロのコメントを掲載し「今は正直、現実とは思えない気分だよ。正直なところ、まさか決勝に残れるとは思っていなかった」と語った。
「去年はタフだった。2年前にコルドバで決勝に進出し、そこから調子を上げていったんだけど腕にちょっとした怪我を負ってしまって、その年は中断せざるを得なかった。そして去年は怪我が重なってしまった。でも、今はチーム全体、家族もサポートしてくれているし、チリにいる彼女も精神的にすごく助けてくれている。本当にクレイジーな旅だった」
一方、敗れたダニエルは2018年5月のTEB BNPパリバ・イスタンブール・オープン以来 約5年8ヵ月ぶり通算2度目のツアー優勝とはならなかった。
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