男子プロテニス協会のATPは24日、公式サイトに世界ランク2位の
C・アルカラス(スペイン)のコメントを掲載。祖父の影響で始めたチェスとテニスの共通点について語っている。
>>綿貫 陽介、清水 悠太、内山 靖崇ら横浜慶應CH組合せ<<20歳のアルカラスは今季、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を含む6個のツアータイトルを獲得。キャリアでの通算獲得シングルストロフィーは12個を数え、若手トップ選手として
N・ジョコビッチ(セルビア)に対抗している。
アルカラスは強烈なフォアハンドや意表を突くドロップショットなどが武器ではあるが、ATPはゲームの読みは戦術的なセンスの部分に注目。これを養ったのは幼い頃に祖父から教わり、現在も嗜むチェスにあるとした。
「チェスは精神的に素早く考えるのに役立つんだ。チェスもテニスと同じで、ちょっとでも目を離すと試合に負けてしまう。その点で、チェスとテニスはよく似ている。集中し、頭がずっと働いているからね」
アルカラスはツアー終盤となった今月にも、故郷であるムルシアの公共広場で地元のチェスクラブのメンバーと対戦するなど、何も知らない通行人を驚かせている。
チェスで培った戦術眼を駆使し、アルカラスは来季より多くのタイトルを獲得できるだろうか。
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