男子テニスのソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、室内ハード、ATP250)は10日にシングルス準決勝が行われ、世界ランク82位の
J・ドレイパー(イギリス)が第3シードで同28位の
J・シュトルフ(ドイツ)を6-3, 6-4のストレートで破り、ツアー初の決勝進出を果たした。
>>ダニエル 太郎 準々決勝 1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎ら松山CH組合せ<<21歳のドレイパーは、前週行われたペレル・フェイプ トロフィー(イタリア/ベルガモ、室内ハード、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー大会5度目の優勝を飾り今大会を迎えた。
今大会は、1回戦で同97位の
M・マーテラー(ドイツ)、2回戦で第1シードで同27位の
L・ムセッティ(イタリア)、準々決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同259位のC・イルケル(トルコ)をいずれもストレートで下し、4強入りした。
この日の準決勝、ドレイパーは10本のエースを決めるなどファーストサービス時に78パーセントの確率でポイントを獲得しシュトルフのブレークを1度に抑え、リターンゲームでは3度のブレークに成功。1時間24分のストレート勝ちでキャリア初のツアー大会決勝進出を果たした。
21歳でのツアー大会決勝進出は、2009年に
A・マレー(イギリス)が21歳でマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)の決勝に進出して以来、イギリス人男子選手最年少の記録となった。(※マレーの決勝初進出は18歳)
勝利したドレイパーは決勝で第2シードの
A・マナリノ(フランス)と対戦する。マナリノは準決勝で同80位の
P・コトフを下しての勝ち上がり。

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