25日に本戦が開幕する女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023(日本/東京、ハード、WTA500)は21日、出場を予定していた世界ランク8位の
K・ムチョバ(チェコ)が負傷のため欠場すると発表した。
27歳のムチョバは今季、世界ランク151位としてシーズンをスタートさせたが全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で
M・サッカリ(ギリシャ)や
A・サバレンカらを下し決勝に進出。
I・シフィオンテク(ポーランド)に決勝で屈したものの、四大大会準優勝を果たし世界ランクを大きく上昇させた。
その後も8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で準優勝、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でベスト4と好成績を残し、自己最高となる世界ランク8位を記録した。
しかし、初出場を予定していた東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023は負傷のため欠場することとなった。代わりには世界ランク28位の
A・カリーニナ(ウクライナ)が本戦入りしている。
【ムチョバのコメント全文】
「この大会と東京について素晴らしいことを聞いていたので、初めてプレーするのをとても楽しみにしていた。このような状況では、自分の健康と回復を優先しなければならないし、最近のけがを治すのにもう少し時間が必要なんです。2024年に東レ PPO でプレーできることを楽しみにしています」
今大会には世界ランク2位のシフィオンテクや同4位の
J・ペグラ(アメリカ)、同5位の
E・ルバキナ(カザフスタン)、同6位の
M・ボンドロウソワ(チェコ)、同9位のサッカリ、同10位の
B・クレチコバ(チェコ)、同11位の
C・ガルシア(フランス)らが出場を予定している。
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