テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は1日に男子シングルス3回戦が行われ、第10シードの
F・ティアフォー(アメリカ)が第22シードの
A・マナリノ(フランス)を4-6, 6-2, 6-3, 7-6 (8-6)の逆転で下し、4年連続4度目のベスト16進出を果たした。試合後にティアフォーはマナリノのプレーについて「本当にイライラする」と話した。
>>【動画】ティアフォーがイライラさせられたマナリノのプレー<<現在キャリアハイの世界ランク10位に位置している25歳のティアフォーが同大会に出場するのは9年連続9度目。昨年は4回戦で当時世界ランク3位の
R・ナダル(スペイン)を破るなどしベスト4に進出した。
今大会は1回戦、2回戦ともにストレート勝ちで3回戦に駒を進めた。
3回戦の第1セット、ティアフォーは第4ゲームで2度のブレークポイントを逃すと直後の第5ゲームでブレークを許し先行される。
それでも第2・第3セットではサービスゲームでマナリノに一度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは計3度のブレークを奪いセットカウント2-1と逆転に成功する。
第4セットは両者2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。タイブレークでティアフォーは1度マッチポイントを逃すも、2度目のマッチポイントをものにし、2時間55分の熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATPによると、アメリカ人選手が4年連続で4回戦に進出するのは2005年~2008年の
A・アガシ(アメリカ)以来の快挙となった。
試合後のオンコートインタビューでティアフォーは「彼(マナリノ)にはプレーしていてとてもイライラさせられる。ボールをいろんなところに送ってくるんだ。とっても遅くね。彼を見ていると『何をやってるんだ?』と思うかもしれないけど、とても効果的なんだ。彼は超タフだよ。試合が終わってよかった。彼とプレーするのは本当にイライラする」と笑顔でマナリノについて語った。
勝利したティアフォーは4回戦で世界ランク67位の
ジャン・ジジェン(中国)とワイルドカード(主催者推薦)で出場している同110位の
R・ヒジカタ(オーストラリア)の勝者と対戦する。
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