テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク76位の
B・ミラリェス(スペイン)を6-4, 6-1, 6-1のストレートで破り、2021年以来2年ぶり17度目の3回戦進出を果たした。
>>【動画】ジョコビッチ 落ち着いたロブでロングラリー制す<<>>アルカラス、ジョコビッチら全米OP組合せ<<35歳のジョコビッチは昨年、新型コロナウイルスのワクチン未接種により出場が認められず、今回は2021年以来2年ぶり17度目の出場。2021年大会では
錦織圭や
M・ベレッティーニ(イタリア)、
A・ズベレフ(ドイツ)らを下し決勝に進出。しかし、決勝では
D・メドベージェフに4-6, 4-6, 4-6のストレートで敗れ、準優勝となった。
今大会、ジョコビッチは1回戦で世界ランク84位の
A・ミュレール(フランス)を6-0, 6-2, 6-3のストレートで下し初戦突破。この勝利により大会後の世界ランキング更新で
C・アルカラス(スペイン)を抜き、今年6月19日付以来となる世界ランク1位に復帰することが決定した。
2回戦の第1セット、ジョコビッチはファーストサービスが入ったときに92パーセントの高い確率でポイントを獲得。第2ゲームで2度のブレークポイントを凌ぐとリターンゲームでは第5ゲームでブレークに成功。その後は安定したサービスゲームを展開し先行する。
続く第2セット、第3ゲームでブレークに成功したジョコビッチは一気に6ゲームを連取しセットカウント2-0と勝利に王手をかける。第3セット、第1・第3ゲームでそれぞれ2度のブレークポイントを凌いだジョコビッチ。第2セット同様に1ゲームしか取られることなく、2時間で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにジョコビッチのコメントを掲載し「ニューヨークに来て20年、36歳になった今でもこのコートで最高のテニスをしたいというハングリー精神は持っている。大事な瞬間に何が必要なのか、僕には経験がある。エネルギーを保ち、今この瞬間に集中しているよ」と語った。
勝利したジョコビッチは3回戦で第32シードの
L・ジェレ(セルビア)と対戦する。ジェレは2回戦で世界ランク99位の
H・ガストン(フランス)を6-1, 6-2, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には予選を勝ち上がった世界ランク105位の
B・ゴヨ(クロアチア)、同じく予選勝者で同128位の
D・ストリッカー(スイス)が3回戦に駒を進めた。
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