テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は28日、シングルス1回戦が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク84位の
A・ミュレール(フランス)を6-0, 6-2, 6-3のストレートで破り、2021年以来2年ぶり17度目の初戦突破を果たした。また、この勝利によってジョコビッチは大会後の世界ランキング更新で同1位の
C・アルカラス(スペイン)を抜き、今年6月19日付以来となる世界ランク1位に復帰することが決まった。
>>西岡vsワウリンカ 1ポイント速報<<>>西岡、ダニエルら全米OP組合せ<<昨年の全米オープンは新型コロナウイルスのワクチン接種に関す問題で入国できず、出場が叶わなかった世界ランク2位のジョコビッチ。今大会開催前の世界ランクポイントでは、9,815ポイントを持つ1位のアルカラスからわずか20ポイント差の9,795ポイントとしている。
アルカラスは昨年の同大会で優勝を飾っているため、優勝時の2,000ポイントを守る必要がありポイントが加算されることはない。一方ジョコビッチは昨年欠場したため守るポイントがなく、今年1回戦に勝利すればその時点の加算ポイントで大会後の更新で1位になることが決まっていた。
1回戦、ジョコビッチは序盤からミュレールを圧倒しウィナーを量産。守備的なプレーに徹する際も鉄壁の守りでミュレールのミスを誘い、6ゲームを連取して第1セットを取り切った。
第2セットでも主導権を離さなかったジョコビッチは第1・第5ゲームでブレーク。第6ゲームでブレークを1度許したものの、第7ゲームで突き放すブレークを奪い、セットカウント2-0と勝利に王手をかけると、第3セットでも中盤第7ゲームでブレークに成功し、1時間35分で快勝した。
2回戦では世界ランク76位の
B・ミラリェス(スペイン)と対戦する。ミラリェスは1回戦で同475位のE・クイン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第5シードの
C・ルード(ノルウェー)や第7シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第9シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第10シードの
F・ティアフォー(アメリカ)らが初戦を突破した。
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